『ひだまりスケッチ』12.サヨナラ…うめ先生(終)
- 兄:こっちは全12回の放送と決定した時点で用意したのだろう12ヶ月の構成が綺麗にハマった感じ。初回が1月ってことで円環エンド。
シャフト制作・新房昭之監督作品、濃度の差こそあれこうコンセプトが明確になってくると、原作モノでは相性問題が先に立ってきそう。
『ネギま!?』26.寂しいなんて言いません!だって、きっとまた会えると信じてますから!byネギ(終)
- 兄:ちょっと2クールは長かったな、というのが率直な感想。OPに顕著なように記号を誇張的に描いてく面白いセンスはあり、キャラクター総数の多い作品設定に上手くフィットしている面もあったのだけど、全26回を支え切れたかというと。丁度原作の進行に繋げられるような展開で〆たのは狙い通りだろうか。
『Project BLUE 地球SOS』12.超兵器出撃!地球最期の戦い![後編](終)
- 兄:作品内では、最後まで「科学」や「未来」への信頼を崩さないのがそれらしくて良かった。そうした思想性だけでなく、レトロフューチャー作品の肝である世界観、ビジュアル等は透徹。
で、メインの2人を始め、人の死にクールだったのも基調。中盤のスペースカウボーイたちは印象的。地球規模の戦いだし、名も無いキャラの死を逐一悼んでもいられない・子ども向け作品ではないという事情もあろうが。
『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』12.桜色の未来たち(終)
- 兄:学園祭の成功そのものでなく、卒業式〜それぞれの新天地での描写で締めて、正解かな。エピローグの纏まりとしても、テーマの昇華としても。視聴者目線に近いと思われる美香を成長の中心に据えて、さらに画面の向こうへの継承までをイメージ。少々のクドさもまあ味。
色々言われてるように演出が前面に突出するきらいはあるものの、それも高い作画力や技術の裏返しだし、織り込み方も考えられてるし、全体的にはよかったかなと。前回の学園祭ライブパート*1も、やりたい事と描くべきものの合致は見られたと思う。
あと、キャラ作画では、表情変化の間に挿む1コマの崩しが面白くてコマ送りしてました。ぷに感ロリ感を強調するちょっとした上唇の描き方も可愛かった。