2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『英國戀物語エマ』7.水晶宮

兄:携帯電話の存在しない時代だからこそ成立する密室状況。…というほどのものでもなくウィリアムがガラスを破っていれば外には出られたのだけど、2人が望み、周囲の人達のささやかな助力を得て手に入れたひと時の様子が微笑ましかった。ラスト、ケリーに死…

『撲殺天使ドクロちゃん』3.恋のキューピットだよ!ドクロちゃん! 4.ニューシネマパラダイスだよ!ドクロちゃん!

兄:静希ちゃんを加えた三角関係でラブコメ寄りに落ち着けている。もう安定期に入っているような印象で、前回ほどのテンションはなかったかな。二月に一度というペースを考えると、もっと無茶をしてほしいものですが。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』30.刹那の夢

兄:一気に増員されたアークエンジェルクルー、よく人数分の制服が用意されていたな。前回の海戦からどれほどの時間が経過しているのか。衰弱しきったステラを乗せているにも関わらず、わざわざインパルスに合体しているので心配してしまった。搭乗者に負担…

『フタコイ オルタナティブ』6.どうして好きなのに別れちゃったの?

兄:田舎のイメージ補強で使われる懐古的なオロナミンCの看板の質感や、母の実家にひっそりと同居(?)しているざしきわらし。細かい作り込みに感心する。今回の一条姉妹で6組の双子は総登場。とりあえず双恋側への筋は通してお話の方はようやく本題へ?

『スピードグラファー』6.さよならダイヤモンド夫人

兄:概ねサブタイトル通り。で、次回は「猟奇ドリル」ですか。この作品で一番面白いのは次回予告で雑賀がサブタイトルを読み上げる瞬間*1、という気がするなあ。続く「予言〜」もいい味出してるし。マダムのダイヤモンドボディーはあと一押し新奇な画が欲し…

『LOVELESS』6.PAINLESS

兄:キャラの顔を崩してみたり、軽目のBGMを使用したりとコメディタッチが目を引いた回。皆川純子もきちんと演技の質をコントロールしている。他人の好意にあてられる立夏と、その可愛さがわかりやすくて萌えた。

『極上生徒会』6.大恐怖!プッチャンの呪い

兄:プッチャンの本質に疑問を抱き、会長の遠謀とも絡める、作品の方向性を決定する重要な回だった気がする。このまま言及しないという選択肢もありそうなだけに。保留された部分も大きいのでなんとも言えないがリアリティレベルを一考する機会となった。前…

『魔法先生ネギま!』19.ⅩⅨ時間目

兄:今話中で結末を用意するためにクラスメイト全員が見せた包容力がすごかった。周囲を見渡して、あれだけの逸材がそろっている環境ならば然もありなん、と納得も出来るんだけど。といったツッコミは置いておくとして、原作からのアレンジが成功している初…

『創聖のアクエリオン』6.想い彼方へ

兄:月の喩え話をメタファーで終わらせず、本当に月面を拳の届く範囲としてしまうとは。河森監督自身の脚本はやはりキレがあります。アポロが嗅ぎ取った「生臭いにおい」というのも色々と含みのありそうな感じ。

『まほらば』19.みんなの一日

兄:並行的にそれぞれの一日を追跡したムービーという形態。オチもしっかり付けているし、扱う人数と尺の割にはうまく捌いてる。技巧的な構成をしている分、白鳥くんの課題、裏では何者かの暗躍という軸があるくらいのシンプルなストーリーで、不明瞭な部分…

『ふたりはプリキュア Max Heart』14.藤P先輩ガンバ!なぎさ気合いの応援旗

兄:またしても進展は見られず。いわゆる恋愛を描きたい訳ではないのだから思い出したような登場と延々としたループは逃れ得ないが、このラインの保持が大切なんでしょう。それともこの先はピュアンの感興を得られない物語に入ってしまうとでも。サッカー部…

『英國戀物語エマ』6.訪問

兄:雑多な市場での食材の買出し、野良猫への餌やりで積み上げていった社会階層の差。これが3者面談+エマさんの場でストレートに噴出。公立小学校設立という時代の節目を紹介しているところでは、依然として存在する壁とささやかな希望両面が描かれている。…

『交響詩篇エウレカセブン』4.ウォーターメロン

妹:勢いに任せて月光号に乗り込んだレントン。しかし憧れのゲッコーステイト目下の悩みは金欠。そんなこともあってか気が抜けたレントン、張り切ってた割にはやる気無さげ。一方エウレカは、レントンとニルヴァーシュに乗ることを楽しんでいるみたいです。…

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』29.FATES

兄:ラスボス同士の語らい、という認識をしてよいものか。両者の語り口といい、時間空間を越えた対話といい、観念的な雰囲気を醸し出したいという意気込みは伝わってきた。デュランダル議長の見地からの総集編と合わせての省エネ効果も大。

『フタコイ オルタナティブ』5.7DAYZ

兄:照れ隠しなのか「ガンバの冒険」のキャラクターがはっきりとそれとわかるパロディーで登場。それがなんだか却ってこそばゆかった。

『スピードグラファー』5.ダイヤモンド夫人

兄:神楽はカップラーメン、電車、カラオケを初体験。全部盛り込むとは思わなかった。役満。活動的な面を見せる神楽をカメラに収めることができない、自分がシャッターを切った瞬間彼女を傷つけてしまうという葛藤を33歳の雑賀と15歳の神楽の距離感としてい…

『極上生徒会』5.華麗なる対決

兄:さすがに捨て回であったとは思いたいが、そう言い切れない部分でスタンスを測りかねる。かなり私見だけどレトルトカレーの銘柄*1に生活者的リアリティが感じられた。 *1:特にヱスビー食品の方

『魔法先生ネギま!』18.ⅩⅧ時間目

兄:作画の良好さとも相俟って明日菜お手製のケーキはパンチがきいていた。修学旅行には行かないのでなくて、現地でのイベントの数を絞る方向だったのか。この改編が吉と出るか凶と出るか。

『NARUTO』133.涙の咆哮!オマエはオレの友達だ

兄:若林厚史登板回。非常に良かった。水面を地面に見立てるステージ構成をうまく膨らませていて、水中にカメラを置く、泡や波紋や大波として使う、さらにはサスケの火遁で蒸発させる、と工夫が凝らされている。ナルト、サスケのアクションも気持ち良く、一…

『愛してるぜベイベ』22.おっきくなったら

兄:結平は病欠。皐はそこそこ女の子受けの良さそうなキャラで、結平に好感の持てない読者用の保険だったのかもしれない。槙ようことりぼんの提示するカッコいい男の子像は結平タイプと皐タイプとに二分されていたりとか。日直のめぐり合わせにときめき、ク…

『創聖のアクエリオン』5.地下迷宮の王

兄:エレメントスクールのプログラムはフレキシブルというか成り行き任せというか。展開上の都合が目立った割に捻り方は前回ほどでもなく平凡。ピエールのトラウマエピソードは彼にメインを張らせる別の回で消化したほうがよかった気がする。散漫な印象だけ…

『まほらば』18.にゃーにゃーにゃー

兄:一人一人の出番は少なめだけど、猫との触れ合いではそれぞれのキャラをしっかり立てていた。何やかやと用事を設定して住人たちを外出させたのも正解。言うまでも無いことですが。終盤に向けて5人の人格総ざらいという狙いもあったんだろうか。

『こみっくパーティーRevolution』5.熱闘!コスプレファイト

兄:実質上の初回ということもあり、余裕と遊びが感じられる。オタアニメ的なあくは上昇したようで、いまざきいつき、山下敏成の名前を確認して納得。BL作品の執筆回避のため女装を選択したようにもとれる和樹。状況に主人公をコミットさせつつ、他作品のヒ…

『交響詩篇エウレカセブン』3.モーション・ブルー

兄:責任感で締めて、女の子に対する興味で緩めるバランスがいい塩梅。おそらくカツ、レツ、キッカオマージュな子どもたちなんてのもいることから、現代的コミュニティっぽいゲッコーステイトの面々の翻案の仕方にも注目。レントン・サーストンという名前の…

『ふたりはプリキュア Max Heart』13.なぎさ親子で大バトル?母のココロ子知らず!?

兄:最後はきっちりとなぎさ父の心配りで落としてテレビの前のお父さん方も安心されたでしょうか。なぎさに語った昔話のみではウエットに寄りすぎるところだったのでバランスも良かった。なぎさが年齢に見合った母親への反抗心を見せれば、ひかりは自身のク…

『英國戀物語エマ』5.晩餐会

兄:ウィリアムやハキムが脇に追いやられるとこうなる、という静穏な趣のいい話。パッと見の派手さは無くとも画面を持たせるなあ。同フレームで画面奥に進むエマさんと手前に向かって歩いてくるケリー、階段を上るケリーとアルの様子を見に行くエマさん、と…

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』28.残る命散る命

兄:インパルスのお色直しや危機回避のバリエーション等、戦闘の見せ方には気を配っていたとは思う。ドラマとしては今回のようなすれ違いが後何度繰り返されるのかと考えるとちょっとげんなりするけど、停滞感のあった3すくみもオーブ艦隊戦力激減で変化が生…

『スピードグラファー』4.略奪少女

兄:これまでの3話でリアル志向の作品ではないとわかってはいたものの、教師に扮した雑賀をノーチェックで招き入れてしまう辺りはあっけにとられた。初の超人対決も精彩を欠いていて、ここが単調だと厳しいか。