兄：現代社会における「占い」の意味やら、軽いコールドリーディング批判？お婆さんの占いの結果は物語の先見でもなく、全くこちらの予想範囲内に収まるもので、作品の（作者の）世界観を補強するお話。

兄：完全な立体映像ではないらしいAI娘の、アコーディオン状の伸張、方向転換する度の面の回転は結構面白いイメージ。リョーコの指示「ケータイ持つ方」とか細かいところに気が利いている。

兄：野球部員と大会初戦対戦相手が揃いも揃って女性の色仕掛けに弱いのは、体育会系への誤った先入観？ キャラクターの面白さを前面に出して引っ張りつつ、時系列改編で視聴者の興味を逸らさない、放送形態を利用した構成。

兄：前回の副題と対を成すわけね。アーエルのオッドアイの設定的意味はまだ不明だけど、タッチを変えた止め絵といい、印象に残る画でストーリーを盛り上げていた。

兄：久々にゴンドラを漕いだ。灯里の得意とする操船テクも忘れた頃に再登場。まあ灯里が立派なウンディーネを目指して頑張る話、でもないのだから問題ない。第2期から入った視聴者への、設定の周知徹底は然程気にしなくともいいやさしい作品。

兄：大挙して暴走するマンモスはまだしも、多数決で挙手したクラスメート達の腕など、CGの使いどころが可笑しかった。

妹：コミックス一巻のれんげ登場話、アニメになるのを楽しみにしていました。ちょっとオタク入っているれんげの暴走、果てには彼女の考えたキャラ設定通りに演じるホスト部が面白かったので。「かわいい顔して実は鬼畜」なハニー先輩が良い。で…アニメの方も…

兄：一つ一つの要素に魅力は感じられるだけに、もう少しタメが欲しいとこ。ルーンとユーシスのチェス勝負は何時間単位で付いたものと錯覚してしまった。 エヴァンジェリン作『赤毛の貴公子と黒髪の少年』、タイトルを聞いた刹那に想像した内容そのもので笑っ…

兄：下品とエロの線引き、女子高生達は下ネタへの抵抗感が全くない割にセックスそのものは未経験、というのが視聴者的にも受容しやすいのかな。

兄：主人公圭一が冷静さを欠いているため、彼の視点でストーリーを追ってるこちらも気を揉まされる。圭一の主観を拾った演出は効果を上げているけど、事件の真相によってはとんだ肩透かしを喰らう可能性もあるな。

兄：リクのお着替えは彼本人、周囲との関係性の変化を示すのにも、もちろん絵的にも成功していて良かった。 人間関係の緊張が飽和する直前、敵の急襲によってリセットさせるか次回に持ち越させるのが常套手段になってしまうと辛いけど、バトルの出来が目に見…

兄：柴田親娘のドラマには相応の区切りがつくも、復讐イクナイ！とする一ちゃん、社会的弱者救済装置としての側面を主張したつぐみとしてでなく、あくまで親娘愛での纏め。続く第2期では地獄界方面との対立なんかも描かれるんだろうか。 現代的怪談、闇稼業…

兄：GONZO“大人の童話”路線のお約束なのか、毎回の敵キャラには何らかの変態性が付与されるんだろうか。ウィッチブレイドに意識を支配された雅音がそう描かれるように。

兄：原画にうるし原智志。それはさておき、お風呂での遭遇はセイバーの変化を描くのに最も明快なイベントとはいえ、2回目ともなるとさすがにギャグ。まあ、一計を講じているようだけど何だかんだと衛宮家に居座り続ける凛、士郎の温情で新たな住人に加わるイ…

兄：キャラクターの長い手足を活かしたコミカルな動きは見所の一つだろう。四月一日の投球フォームがすごい。 ひまわりちゃんの中身の無さが、原作同様かそれ以上に感じるのは演出かな。伊藤静の演技でもそれとなく示されているような。

兄：この引きは、ハルヒの望むライトノベルのよう学校生活はそこにあった、ということ？ただの痛い娘、だとそりゃ辛いのは辛いんだけどね。原作付の作品にしては情報の露出に慎重なこのアニメ、次回予告まで含めての構成で転がされてるなあ。 キョンの長門有…

兄：今回は作画自体低迷していたのだが、それ以上に男の子の乳輪を実線で描いてしまうのが気になって。ピエールとのシリアスなシーンも、露わにされた彼の上半身、乳輪に目が行ってしまうのだった。

兄：Xbox 360版へ目配せがちらほら散見されるも、そのまま世界観とのリンクに落とし込んでるので、今のとこ単なる販促アニメには堕してないかな。 朝の食事風景、正座をしているシズノ先輩を正面から捉えたカット、先輩の太もも肉感がさり気無く良かった。

兄：ゴスロリ衣装をまとった亨、裕史郎。スカートから伸びる2人の脚はしっかりと男性を意識させ、ちょっとした不快さまでも表現しているように見えたけど意図的なものかな。 実琴の『姫』制度への反抗は子ども染みてる、と言う裕史郎の批判はその後の展開で…

−兄：絵コンテが岡村天齋。学園モノお決まりの身体検査エピソード。という題材を生かしてこの作品のキモの一つである、ホスト部取り巻きの女子達が上手く笑いを引き出していた。ってこれは女子生徒の目線に思いのほか感情移入できてしまう自分の所為か。

兄：キャラそれぞれの立ち位置によって異なる社会システムの描かれ方や、空間と時間を制御可能なシムーンの超テクノロジーからテーマ性に沿った世界設定は窺えるんだけど、肝心のストーリーにもっと起伏があれば。

兄：サバゲー編に溢れる悪ノリの空気の再現性はなかなかだった。テーマ性に踏み込みつつ、何か爽やかに締めた気にさせる天満エピソードの後に、サブキャラこぼれ話を持ってくるとこは狡いな。

兄：メインキャラ初の恋愛絡みエピソードだっけ。『今シリーズのテーマは“出会い”』と公式サイトで語られているけど、今までの回で発見された“素敵な日常”とは少々ベクトルが異なるお話か。 今シリーズに通底する趣向か、何かを発見するため、点から点への移…

兄：作品世界のカッコよさを背負ってるようなレヴィや、仲間達のやり取りを引っ掛かり無く観られるかどうかかな。台詞自体は悪くなくとも、中の人によって気負い過ぎ、肩に力が入り過ぎ、と感じられる場面が少々。岡島緑郎がRockとなり、対比構図として帰国…

兄：初回に続き、種々のイベントを実にあっさりと進めていくな。ルーンの救出、フィリエルの王女適正確認等まで比重が軽く感じられた。

兄：学園モノお決まりの身体検査エピソード。体重、胸囲と定石を一通りこなしてくのはこなしてくのだが…、検尿には参ったな。まあ、こういうのもある種のファンタジーだろうなあ。

兄：毎年恒例の殺人事件。被害者富竹さんの殺害現場は砂利道と舗装路の境だったし、生前の彼が道路脇の溝を跨ぐ様子が強調されてもいて、外部者との隔たりから内部者の結託を推し量らせる。

兄：シフチームの可憐な美少女、イレーヌとカイのパリ散策。イレーヌの持つ陽光に弱いという設定もあって、天候と時間の推移が奇麗に表現されていた。 小夜の着るインナー、タートルネックの色替え。心象描写かキャラ描写かはわからないが、ありがちな着た切…

兄：単なる移動手段と思われたヘリが、そのまま雅音を地下施設に押し込む為のカーゴに。ラボ内の映画セット風に再現された街並といい、GONZO作品らしい（？）潤沢な資金を間違ったポイントに注ぎ込む巨大組織のスケールが面白かった。 そういえば『部屋を明…

兄：本作は18禁ゲーム原作のアニメ化であるのを改めて確認する回。随分ベタなHシーンなんですな。 士郎が目覚めたと同時に視界に入るセイバーのアップは原作原画からの引き写し？なかなか印象的に描けていた。ただ、士郎に裸体を見られても全く恥じらいを見…