2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『くじびきアンバランス』12.ゆめをかなえてみよう。9点(終)

兄:何気ない動作にもそれなりの芝居が付けられていて印象的。お話の落しどころとしては微妙な点もあるけど、作品構造的にこれ単体でどうこう言っても、って感はどうしても。 全編画面作りに対する本気度は高く感じられる作りで、その点スピンオフ元の作品は…

『乙女はお姉さまに恋してる』12.ラストダンスは永遠に(終)

兄:瑞穂くんの女装バレは学内に大問題を引き起こすことも無く、当事者間、特に貴子さんの心内での葛藤にけりが付いて解決と。ド直球OPまんまのノリでまあ無難なまとめ。 主人公が特殊な設定だけを負わされ、比して彼の内面描写はあっさり。主要キャラそれぞ…

『地獄少女 二籠』12.黒の轍

兄:骨女が見せた洋装から和服姿への早着替えが地味に良かった。それ程凝った演出が付けられている訳でもないが、違和感の無い見せ方。

『天保異聞 妖奇士』12.駁竜、月に吠える

兄:画面狭しと暴れ回る駁の迫力はなるほどボンズ作品。今回は漫符的表情付けも目立っていたけど、突発的なものだろうか。宰蔵のキャラ弄りなんかはああした処遇で良いんだろうけど、違和は残るな。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』11.ナリタ攻防戦

兄:各勢力のエース機が戦況を左右してしまいがちなロボットモノであるから、ナイトメアフレーム格闘術は流石に考えられた見せ方。後半のルルーシュとC.C.の会話もベタな演出ながら、しっかりと設定撒きやら関係変化を仕込んでいて上手い。

『あさっての方向。』12.ここにいること(終)

兄:前半戦の雰囲気を印象に残したままにこちらの視聴時気構えが固まってしまった所為もあってか、性急過ぎる感が強く。一個の人格と向き合い、それを受け入れるとこまで描いたら再入れ替りは発生せずとも面白かったかも。逆戻りの一助になった琴美が狂言回…

『ちょこッとSister』24.ハッピー・クリスマス(終)

兄:いい時期に最終回を迎えられましたね。いとこのお姉さんへのエクスキューズは?等々社会的な問題は完全にスルーされてしまったけど、20話以降の流れに奇麗なオチを用意していて良かった。 当初はサンタクロースに贈られた妹、お兄ちゃんあっての妹、とい…

『RED GARDEN』12.彼の思惑

兄:こうした状況下で女子同士での恋愛語り。恋愛に対するキャラごとのスタンス確認は当然これまでの積み重ねも踏まえたもので、聴き心地上々。バトルも無い温い展開が教育係2人も饒舌にさせたのか、監視ついでのキャラ評も楽しかった。

『N・H・Kにようこそ!』24.N・H・Kにようこそ!(終)

兄:最終回に相応しく、好作画が随所に見られて満足。ちょっとした「N・H・K」に寄り添って着地していく締めは、まあ前向きかつ後ろ向きで良かったんじゃないでしょうか。よりポップに、そして若干甘めに、と指向したアニメ版らしいラストだった。

『乙女はお姉さまに恋してる』11.戸惑いの練習曲

兄:外見性別一致の男性が登場したかと思ったら、黒服の暴漢、瑞穂くん正体バレの為だけの使い捨て。これ後1話でけりを付けることを考えたら、またも強引な論理展開が待っていそうな。

『地獄少女 二籠』11.遠い隣室

兄:因果応報譚を地で行ったような回。事件の成り行き自体は平凡なものであったればこそ活きてくる仕掛けで、なかなか憎い趣向だった。

『天保異聞 妖奇士』11.日光怪道

兄:もう少し1話ごとの構成をきっちりと線引きして欲しい。ストーリーの分量もそうだが、今回の引きの絵もかなり微妙で、そのままEDへとなだれ込む手法は却って上滑り。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』10.紅蓮舞う

兄:ご丁寧にスク水着用でプールにたゆたうC.C.。彼女のボディラインと水面との境界線とがなかなかフェティッシュな描き方をされていて、目を引いた。

『あさっての方向。』11.そこにある現在(いま)

兄:からださんの語る真相を呑み込むことが出来ない網野くん。尋兄のケースをなぞりつつも変化を持たせているのは良かったかな。

『RED GARDEN』11.それぞれの想い

兄:今話中でアップダウンを見せ切るためといえ、ルークの浮き沈みは大したもの。あれだけぶち切れた直後にレイチェルの後を追わせるのは性急に過ぎるかも。 妹:クレアとバーガー屋の親父さんのやりとりが良い味。お互い素直になれないところがかわいいです…

『地獄少女 二籠』10.曽根アンナの濡れた休日

兄:わたなべひろしが絵コンテ・演出、主演務めるは千葉繁、これは出色の異色回。フォーマット上、地獄送りはやるこたやるんだけどターゲットに演出させてるし。邦画*1的キャラや人間関係など、描きたいものが先に立ち、作品世界が従属したかのような趣味性…

『くじびきアンバランス』10.さがしても、そこにはいない。3点

兄:ゆるい世界が下敷きなだけに懐の深いこの作品ではあるけど、人死にを直接描いた(?)のはちょっと驚き。トーンを落とした一連のシーンでは、雪降りしきる中ヘリを飛ばしたり、装甲車を突入させたりと、その手の作品の事後シーンって雰囲気がよく出ていて…

『あさっての方向。』10.本当の名前

兄:椒子さんが五百川家を出てゆかんとする件、トランクと子どもリュックとのミスマッチ感が非常に良い。現場はまさにシリアス、というシーンでさり気無くこの画を持って来るバランス感覚も面白いかな。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』9.リフレイン

兄:如何にもな風体のブリタニアの若者達に囲まれて暴行を受けてるイレブン。当事者単位での経緯はよくわからないけども、伝えたいことは明快。イレブンのお兄さんの卑屈さや、商うメニューなんかもわかりやすい。社会状況をシンプルな構図に落とし込んで、…

『RED GARDEN』10.戸惑い

兄:片思いのお相手クレアの生活を案じ、またその間隙にちょっとしたアプローチを織り交ぜようとするも見事玉砕のユアン。彼にはご愁傷様と言う他なく、心中お察ししますといったところ。 対してクレアの苛立ちは、沢城みゆきの演技との相乗効果もあり、臨場…

『N・H・Kにようこそ!』22.神様にようこそ!

兄:佐藤くんの妄想反復は少しくどくも思えたけど、岬ちゃんの危機感や後半の語りと呼応しているのは納得。妄想内での先輩の腰周りは結構リアルな肉付きで、サービスシーンというには擦れた感じがよく出ていた。

『地獄少女 二籠』9.あにいもうと

兄:兄の女装というワンアイデアが立っていたのみで、お話そのものはまあ普通。妹の彼氏をホテルに連れ込んだお兄ちゃんがどんなプレイを見せてたのか、そこが気になります。

『僕等がいた』22.

兄:お話のボルテージで押し切ってしまったが、息子を追って飛び出して来た母の言動が妙にハイテンションで面白かった。画として矢野の病人らしさを表現してないのもあるのか、何かアレな人への対応みたいで。演出の付け方が吹っ切れてたな。

『N・H・Kにようこそ!』21.リセットにようこそ!

兄:佐藤くんと山崎の雪合戦シーン。当たる雪球、逸れる雪球が2人の性能差(?)をとてもわかりやすく表現していた。 細かいとこだけれど、日曜日が右端にある壁掛けのカレンダーって珍しい。これは日本国内のみでの感覚なのか?

『くじびきアンバランス』8.むかしのことをわすれている。7点

兄:会長&時乃、着替えシーン2連発。会長のたわむおっぱいにも当然目を引かれたけど、時乃がドレスを着る際のアニメートも上手かった。 突然背後に現れた時乃に驚きもしない千尋、って場面の2人のやり取りが掛け合い漫才パターンのちょっとした変型で、「げ…

『乙女はお姉さまに恋してる』8.縮まらない記録

兄:冒頭、ランニング中の由佳里が濃霧の中で幻影を掴まんとした手の動きが結構良かった。