2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『クラスターエッジ』25.裁きの火、そして、明日へ(終)

兄:EDを被せてのエピローグのみを見ると奇麗に纏まったようにも錯覚するが、Cluster'S以外には手が回らず、取りこぼしも投げっ放しも目に付いた最終回。ラストカットの辺りは正に構想通りだったのかもしれない。

『LEMON ANGEL PROJECT』13.Never give up(終)

兄:挿入歌がどれだけ演出上の意図を達成できているのか疑わしい部分も残るが、発展途上の女の子の瑞々しさをアピールするという点では成功している気もする。ここらは歌唱力重視のキャスティングであった「練馬大根ブラザーズ」と比較すると面白い。 今作で…

『IGPX』24.勝利の行方(終)

妹:スピードモードにならず最後まで激しくぶつかりあい終えたレース、サトミの勝利でした。夕日をバックにアンドレとハムグラのやりとりを見て今後のレースにもっと期待したくなる!…残念なことに見れないんですけどね…。せっかくイイところなのに!ひどい…

『IGPX』23.運命

妹:新しいチームが勝ちあがってくる、今まで勝ち続けていたチームが負けてしまう、当たり前だのことけどやっぱり厳しい世界だIGPX。何度やってもヴェルシュタイン戦は特別なのです。カニンガムに「余裕がない」と言わせるほどに成長したチーム・サトミ。さ…

『練馬大根ブラザーズ』12.俺のフィニッシュ!見ておくんなま!(終)

妹:松崎しげるをはじめとし、歌の上手い人たちをキャスティングしたからこそ盛り上がるミュージカル仕立てのアニメ。毎回どこかで見たようなニュースな人たちを練馬大根ブラザーズがこらしめてきました。そんな主人公たち途中からただの犯罪者のように見え…

『よみがえる空』12.レスキュー(終)

兄:一宏、めぐみの掴んだ手応えを控え目に、けれど過不足なく描き締め括る最終回。2人の「仕事」はシリーズを通して現場主義に貫かれ、組織内上部構造との対立などに流れていかないのが奇麗な着地につながった。主人公サイドの真摯な様を引き立てる外部――今…

『交響詩篇エウレカセブン』48.バレエ・メカニック

兄:レントン・エウレカ組とドミニク・アネモネ組を本編前後で並列させる提供クレジットが良かった。この構成に本編が貢献してはいたけど、アネモネとドミニクの関係進展は駆け足かな。差し当たってアナザーサイドのエウレカとレントン(あとホランドもか)…

『ふたりはプリキュア Splash Star』8.大好き!みのりと二人のお姉ちゃん

兄:姉妹ゲンカと2人のちょっとしたすれ違い、どっちつかずになってしまった感もあるが、なかなか丹念な演出。プリキュア第8話「プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?」を意識している風にも見える。舞台となる街の設計は前作以上にきっちりしていて、演出…

『地獄少女』23.病棟の光

兄:後味の悪いお話ながらも、ドアの隙間から室内の様子を覗き見るお約束の構図に一目連と骨女(しかもコスプレ姿の)を配置してみたり、変にゆるい描写が面白い。離陸を繰り返すジャンボジェットも大畑清隆らしいカット。あいのスカートの中から出てくるテ…

『落語天女おゆい』12.信じる言葉 ふれあう心(終)

兄:ラスボス戦、あまりの呆気なさに驚愕したが、江戸と現代、2段構えのエピローグに尺を割く構成。企画の成立経緯はわからないけど、申し訳程度に唯の落語をクライマックスに据えてるのを見ると、なんだか不幸な出会いであった気がしてならない。EDへの繋ぎ…

『ノエイン もうひとりの君へ』23.オワリ

兄:アトリ少年時代のトラウマ開示。鈴村健一演じるキャラの妹が戦争により命を落とす、というと先行作品が頭をよぎるが、こちらも遺体欠損。パーツを失っていく身体の見せ方もショッキング。

『Fate/stay night』12.空を裂く

兄:エクスカリバーVSペガサスという厨房ノリの対決は結構燃える。

『舞-乙HiME』あなたのために…。

兄:アリカとマシロ、精神と時の部屋での修行を終え、最終決戦へ。具体的な訓練内容が描かれないのもそれらしい。 「例えば…」とトモエが耳打ちしようとすることから、複数手段があるようにも思われる「抜け道」がどうにも気になって。あと気になるといえば…

『かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜』11.やす菜の瞳から消えたもの

兄:はずむの言動が総攻撃を喰らう。その中であゆきの非難は納得のいくものだけど、彼女を舞台上に立たせる動因とはずむへの恋愛感情設定との絡みが今一つわかり辛かった。ともかく、“他人を傷つける存在”*1である自分をやす菜ととまりに受容してもらい落着…

『IGPX』22.進むべき場所へ

兄:シリーズ内2度目のIGPXフェスティバル。シーズン進行状況とは無関係、2チームでの対戦という縛りを無視できる数少ない機会なだけに普段見られぬ顔合わせでのキャラ弄りを期待してみるも、捌く人数は少なめ。ファッションショーなんかでは各チームの色を…

『ガンパレード・オーケストラ』23.マラソン・マン

兄:骨子の一つになるのかと思わせた、誠司のみずほに向けていた恋心は霧散してしまったのかな。素朴で目立たないが、自分に好意を向けてくれているアズサに乗り換えてしまうってのもリアルな話ではあるけど。

『クラスターエッジ』24.破滅への序曲

兄:裏路地物陰に潜むアゲートの前に寒さを凌いでいる猫の家族現る。当然のごとく、彼は着ていたジャケットを与えるのだった。おばさんの為にわが身を差し出すエピソードといい、とても通俗的でわかりやすいイベントだった。悪い意味でなく。

『ふたりはプリキュア Splash Star』7.超マジ!怒りのカレハーン!

兄:冒頭にフラッピとチョッピの訴えた不調自体が、家族との大切な日常を侵犯する煩わしいもの、と咲や舞が認めたようにも一瞬見えたんだけど、案の定こちらの誤読だった。

『よみがえる空』11.ビバーク

兄:前回の一宏とめぐみの立場を逆転させるかのような展開。経験に乏しい若輩がコミュニティ内で足を引っ張るもちょっとした機転で周囲の承認を得る、というのを山岳部パーティーに仮託するのかと思ったがこう来ますか。二手に分かれたそれぞれが先輩後輩ら…

『交響詩篇エウレカセブン』47.アクペリエンス・4

兄:姉さん、父さんを一気に乗り越えていくレントン。ダイアンに設定説明役を兼任させてしまったからか、思春期テーマとしては弱いような。姉さんの占める位置は開始当初の見込みからは大分変化してるんだろうか。レントンの口から故郷ベルフォレストへの想…

『大魔法峠』1.ミラクルロッドで学園祭は大パニック★!?魔法のプリンセスぷにえちゃん登場!!の巻 2.お茶目でキュートなマスコット★パヤたん登場の巻

兄:「撲殺天使ドクロちゃん」に続く水島努監督手がける魔法少女モノ。構造としては同工異曲。美味しんぼネタは原作以上に膨らませていたなあ。姉御役に川澄綾子を持って来るキャスティングが楽しい。

『BLOOD+』23.ふたりのシュヴァリエ

兄:絵コンテ・演出はあおきえい。会話中の人物を同一フレームに入れる/入れないというキャラクターの配置と空間の取り方、水面の使い方等演出の出来が良かった。初回からの反復モチーフも効果的に使われていたし。

『ノエイン もうひとりの君へ』22.ミライヘ…

兄:何やら大変な事態が起こった後の未来であるラクリマでもなく、はたまたシャングリラでもない、現在の延長線上、理解の容易い不幸な未来。わかりやすい“不幸”ながらもなかなか陰鬱。イサミは左目を失明し、アイは左足切断を医師から宣告され、母親と向き…

『Fate/stay night』11.鮮血神殿

兄:付け焼刃の特訓では勿論ライダーに太刀打ちできず、ピンチに陥る士郎。セイバー召喚からマスター同士、サーヴァント同士の対決に移行する流れで単なる後方支援型バトルとの違いに触れる。空間の描き方や色調で、学校が今話サブタイのような禍々しさを帯…

『舞-乙HiME』23.不思議の谷のアリカ

兄:前作メインヒロインズ揃い踏み。そして露天風呂。舞衣のお手製ラーメンや、ミユの料理など視聴者のツボを突くような小ネタを挿むのも忘れない。舞衣とアリカは前作キャラと新キャラとの関係性としてわかりやすい配置。Aパートラストでの、一人一人順番に…

『IGPX』21.決断

兄:主題歌をレースシーンの山場に被せる手法はパターン化したのかな。しかし目にも留まらぬ乱打戦とスローモーション、ストップモーションの対比などを見ていると、作品序盤でのレース描写との温度差に思い至って感慨に浸れるくらい。

『かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜』10.小さな嵐

兄:“舞台”上のはずむとやす菜(orとまり)をただ見せ付けられるとまり(orやす菜)という三角関係バランス崩しがいやにわざとらしく感じた。初回アバンから繰り返される構図に忠実である結果なんだろうけど。

『ガンパレード・オーケストラ』22.南の島の千寿

兄:いい話っちゃいい話なのかな。蝶のオブジェが庭に埋まってる理由ってなんだろ。トレジャーハンターという顔を持つ船長との類推としたら苦しいけど。

『クラスターエッジ』23.遺言

兄:これまでのアゲートの行いは正に神の奇跡だったと。彼の受難なんかをみているとちょっとした宗教譚のようだったしな。神を造り出す教団が肯定的に描かれているわけでもなく、落としどころが楽しみ。

『蟲師』20.筆の海(終)

兄:最終6話はBSフジにて、ということで地上波では最終話。視聴者的には一先ずの区切り、シリーズの締めでもあるギンコと淡幽の会話シーンでは、このアニメならではの腰のあるキャラの所作が効果的に使われていた。