2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』5.魔法のしっぽ

兄:主人公とコンタクトを重ねるうちに態度が変化していくヒロインは珍しくないものの、パーソナリティーである属性まで着替えてしまったように見えるのはユニークだ。まだ5話目。後半、もう1度くらいは行うんだろうなあ。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』41.リフレイン

兄:恐らくはシリーズ最後の総集編?ここにきてアスラン、キラの視点で回顧するということは、この2人の苦悩に何らかの帰結をみて物語の幕を下ろすんだろう。大小の状況の説明や理念の正当性云々は別として、カップリング単位として見た場合、現在2人はすれ…

『シュガシュガルーン』5.ドキドキハラハラ!!家庭訪問

兄:愛須さん、授業中の魔法使用はいけません。魔女っ娘バレのペナルティが今一つ判然としないもので、空騒ぎ感が強い。望月先生(大人)の扱いは定石だった。デュークとブランカに割と高度な変身能力があったことは、今後2人のコピーロボットとしての働きへ…

『ぺとぺとさん』4.家庭の事情

兄:えろえろ妖怪を自認するぺと子の性教育は、おしべとめしべの例え話。ぺとることがキーな訳ね。すべてが放課後に展開された為か、人間社会と特定種族の距離感は意識することなく。逆にシンゴを妖怪世界に放り込んでみる、というお話だった。

『苺ましまろ』3.家庭訪問

兄:伸恵の幼女趣味があんまり前に出てくるとちょっと邪魔に感じてしまう。今回は美羽のツッコミで拾い上げられる分。作品内指標とか視点の入り口に有用なのは承知しているんだけど。同化対象として押し付けられると否定したがる同属嫌悪なのか。

『タイドライン・ブルー』3.ドゥーラビィーラ

兄:盛り沢山の内容。それは大いに結構なのだが、キールに体験させることや語らせることの多さに彼の感情の変化が追い切れなかった。サブタイにも使用され、散々前フリされたドゥーラビィーラ。戦闘マップに変化を持たせるには良い障害物であり、それを逆手…

『極上生徒会』17.嘘をつきとおせ!

兄:これは懐かしい。すごく安心感のあるお話。こうしたノスタルジアを覚える層への働きかけは十分。こういう類のトラディショナルなエピソード*1はキャラを変えつつ何周もさせていくことで普遍性を獲得していくものなのかな。 *1:テーマではなくて

『奥さまは魔法少女』4.夕立は危険よ、ということ

兄:萌えアニメ的意匠最大手の1つ、魔法少女を採用しているのも作品世界に対するクールな視点を盛り込みやすくもあるからだろうか。繰り返し焼き直され消費されてきた設定。そこにしがみつく嬉子さん、って意地悪な視点だ。

『GUN×SWORD』4.そして雨は降りゆく

兄:ウェンディのスカート*1を活用した芝居付けが良かった。スパッツ着用を逆手にとった大胆な捲り。反対に“プリーツは乱さないように”扱ったのは彼の作品だけど、小道具として非常に優秀なのだな。 *1:正確にはワンピースのスカート部分か

『かみちゅ!』4.地球の危機

妹:完全版と思われるOPが届きました。楽しそうな中学校生活、のどかな街並に浮かび上がるスタッフの名前。それを見つけるという面白さも用意されています。一番好きなのは、パンくわえたまま寝ぼけてるゆりえ。本編の方、今回はとくにファンタジー。NASAの…

『創聖のアクエリオン』17.食べたくて合体

兄:萌えキャラ*1がダイエットに励む定型的な話を好む個人的趣味性から楽しんでしまった前半、色々すっ飛ばして食の意義を問いかけた荘厳さすら漂う?後半と出発点と着地点のギャップがそれらしい。装甲を食い尽くされたアクエリオンのイメージがなかなか秀…

『交響詩篇エウレカセブン』15.ヒューマン・ビヘイヴュア

兄:LFO酔いも今は昔、エウレカに対して軽い憤りまでも覚えるようになったレントン。さて置かれていた父子テーマも前面に出て、成長物語は次のフェイズに差し掛かったようだ。彼の言う夢ややりたいことが大した具体性を持っていないのは脚本の不足というより…

『D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』4.桜並木の向こうに

兄:舞台は学校に移ったが追加キャラにそれぞれの見せ場があったくらいで、概ね前回のエピソードと似たり寄ったり。朝倉兄が名も無いモブキャラまでも引き連れて逃走する辺りのドタバタがどうにも。前シリーズのCパート、PVは図らずも本編のテンポアップに有…

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』40.黄金の意志

兄:意志は遺志でもあったのか。状況にコミットするに必需ということもないだろうが、モビルスーツ=力とされる以上は発言権とも読み替えるしかない。カガリの有能さと寄せられる信頼を裏打ちするのにユウナを出しにするのは陳腐に過ぎるのだけどなあ。 妹:…

『シュガシュガルーン』4.魔法のリップは恋の予感

兄:ハートの数自体に変化無くとも、こういうエピソードがあるとシリーズに厚みが増す。魔法の習熟度とハート弄りの理解度向上など理屈はいくらでも後付できるし。1番の魔法は恋する気持ち、2人はあくまでもその後押しと基本も押さえていた。集めたハートを…

『ぺとぺとさん』3.ミントもしくはラベンダー

兄:視聴局をTVKから最速のTVSに変更。女未の里のネーミングには脱力。音声ベースで言葉と対するアニメでは咄嗟には偏と旁の分割に思い至らなかった。語感の妙でとても覚えやすいけど。年齢のためと説明されたぺと子がバイトを首になった理由。これも作品世…

『ぺとぺとさん』2.特定種族

兄:学校は社会の縮図、と清美の弁。それに切り返す友里先生の視点も良かったが、社会そのものはそれとなく臭わす程度なのでゆるい世界観はスポイルされない。ぺとりの発動条件は作劇の都合でどうにでもなりそうに見えて意外としっかり設定されていたりする…

『スピードグラファー』15.濡れ女地獄

兄:仕切り直しを経て再び2人の駆け落ちの始まり。今回の脚本はシリーズ初参加の吉永亜矢さんということもあってか、かなり毛色の変わったエピソードか?水天宮や銀座が絡まない辺り、独立性を高める意図があるのかもしれない。ユーフォリアの性質に明らかな…

『苺ましまろ』2.アナ

兄:金髪碧眼、外国人の子どもってかわいいよねということでアナの登場。ゆるゆるながらも繰り返しギャグなどを単調に見せないための省略やずらしが利いていた。原作でもやっていた笹塚くんと先生のコントの挿入でのアクセント付けもこちらの方が凝っている…

『極上生徒会』16.あなたに此処にいて欲しい

兄:前回に引き続き、テーマへ踏み込んだお話。サブタイの連繋からも明白。大浴場での久遠と琴葉の会話シーンは舞台の使い方も、もちろん視聴者サービス的にも良かった。乳よりも久遠さんのアップ作画が特に良く描けていたのが好印象。

『創聖のアクエリオン』16.黒い鏡

兄:エレメント達がミステリアスなリーナをホラーの対象に、という話の演出上リーナビューは使えないのかと無念に思っていたところ、EDでやってくれました。本編中では本作で初めて描かれる種類の崩し顔が幾度か登場し、思わず一時停止をしてしまうレベルの…

『GUN×SWORD』3.勇者は再び

妹:今回一番輝いていたのは、言うまでもなくじいさんたちでしょう。かつてのヒーローが普通の人間と同じように年老いて、しかも若者達からは邪魔者扱い。でも「おれ達が命をかけて街を守ったからこそお前達の今があるんだ!」なんてことを言いたいわけじゃ…

『奥さまは魔法少女』3.大人ってコドモよ、ということ

兄:まずは身体的差異から入った大人と子どもとの違いを切り口を変えつつ見せていく。大人と子供とオトナとコドモという構図は月並みでもアイコンの面白さで見られるものに。割と真っ当な成長モノである巽サイドと、嬉子さんサイドとの対応もわかりやすい。…

『撲殺天使ドクロちゃん』5.林間学校だよ! ドクロちゃん! 6.肝だめしだよ! ドクロちゃん!

兄:前回の感想で安定期に入ったような印象と書いていたけれども、今回も感触は変わらず。撲殺、蘇生のインパクトに慣れてくると、次の一手を待ちわびる。新キャラ投入が次回辺りあるんだろうか。

『ふたりはプリキュア Max Heart』23.闇の力をはね返せ!希望がくれた新たな力!!

兄:やたらと腕を振り回し、キメ。この妙なメリハリが今シリーズのバンクで継承されている。キャラの性質上、フィジカルなパワーアップは描きづらいものな。新装備のプリキュアスパークルブレスは男児向け玩具にかわいらしさを添加したアクセサリーと武具と…

『交響詩篇エウレカセブン』14.メモリー・バンド

兄:総集編と設定解説を兼ねた回。ゲッコーステイトと軍の保持している情報を整理、視聴者に開示して視界を引き上げる親切な回だった。劇中で提示されている謎はキャラクターにとっても同様に謎であると示しただけでも意味はあるかな。ストナーの思索はレイ…

『D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』3.ひとつ屋根の下

兄:前回の様子からは予想もつかないアイシアの饒舌ぶり。神秘性から喜劇性へ、質は違えどコミュニケーション不備には変わりないからいいのか。水越家での一夜もこれといったドラマはなく、リアクション要員として投入された杉並にも何のフォローもなかった…

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』39.天空のキラ

兄:わずか2分で25機のザクとグフを撃破。やはりキラは強いです。単にキラをストライクフリーダムに乗せるだけでなく、それ以前のプロセスとしてストライク(ルージュ)で出撃し、多勢の敵の前に手足を失うという流れ。そして勿論ラクスの窮地。キラにとって…

『苺ましまろ』1.バースデイ

兄:「かわいいは正義!」であると主張するこの作品が正義であるかどうかといったら、正義感溢れる正義漢である自分は正義と判断した。この世界観における悪人は登場させないという表明、面白い、つまらないという評価軸を突破する良いキャッチコピーだ。伸…

『ぺとぺとさん』1.おはよーさーん

兄:何ともほのぼのしたお話。その中でも、妖怪を特定種族と言い換える人間側の都合(?)や、カンナのちょっとした一言などにシビアな視点というスパイスの調合をにおわせる。しかし一風変わったマイノリティー達の存在も、人間と変わらない外見もあってか…