『GUN×SWORD』3.勇者は再び

  • :今回一番輝いていたのは、言うまでもなくじいさんたちでしょう。かつてのヒーローが普通の人間と同じように年老いて、しかも若者達からは邪魔者扱い。でも「おれ達が命をかけて街を守ったからこそお前達の今があるんだ!」なんてことを言いたいわけじゃなくて、忘れ去る日々の中で自分達もチヅルを忘れてしまわないようにしたかったのかな。歳が歳だし。緑担当のおじいさんなんて特にもうアレだし。変な心配しちゃうくらいに。
    ずっと寝っ放しだったカルロスには最後にかっこいい出番が用意されてるのかと思いきや、夢の中の出来事だったと思ってたみたいで…。この人は平和だ。
    やっぱりヴァンは掴めない人。「縁の下の力任せ」っていうのがぴったり過ぎで笑えました。
  • :多少なりともジャンルに対する思い入れのある一視聴者としては面白かった。だけれど、第3話の段階でヴァンとウエンディをここまで部外者の立ち位置とするとは。事件に関わることとメインキャラの印象付け、掘り下げがそれ程連関せず、メインストーリーにも反映されないような中盤近くの余興エピソードという感触が。