2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『女子高生GIRL’S*HIGH』12.バカ、果てしなくバカ。(終)

兄:全員集合して打ち上げ花火、とビジュアル的には最終回らしい場面を用意していたけど、まあいつものノリ。プレイの際の絵里子のおっぱい作画は上々の出来か。ご多分に漏れず経血(を匂わせる?)描写には引いた。 学級から部活動もせず、同人誌即売会にも…

『BLOOD+』37.狂おしいまでに

兄:太ももの傷が塞がるのと同時に床に開いた穴から小夜の血が滴り落ち、カールの頬を伝うまでの流れが良かった。自らの血を利用した小夜の策かと取り違えそうになったけど、そうした意図もあったのかも。

『ウィッチブレイド』11.危

兄:鷹山が好感度をアップさせるエピソードが連続。靴とタクシー=ガラスの靴と馬車か?何か雅音を取り巻く2人の男性斗沢、鷹山とその構図はトレンディドラマにおけるヒロインの恋人候補類型を連想させる。

『XXXHOLiC』12.ナツカゲ

兄:四月一日の繰り出すリアクション芸。“身の毛がよだつ”のを全身で表現してみせ、面白いことに。タイミングとしても、視聴者に一連の怪異が仕込みであると開示した直後であったので、お話の空気を一気に変えてみせていた。

『ゼーガペイン』12.目覚める者たち

兄:リョーコの目覚め。コンビニ、路上で覚醒前の彼女の認識を、覚醒後の彼女の行動によって覆していくのは上手い。 視聴者としては主人公キョウの覚醒と現実認知に付き合っているだけに、リョーコの泰然とした様子が意外でもあったが、そのズレを埋めるよう…

『プリンセス・プリンセス』12.姫の選ぶ道(終)

兄:情念も尺の都合には勝てなかったようで、さやかのこじらせた感情は崖からの落下というショック療法で何だか氷解したらしい。ラストシーン、亨と裕史郎のやおいチックな演出には取ってつけたような感覚が。 藤森学園に残ると決めた亨の選択は、必要とし必…

『桜蘭高校ホスト部』12.ハニー先輩の甘くない三日間

兄:れんげちゃん言うところのロリショタ系ハニー先輩に足りないピースは、無垢の仮面に隠された残虐性ではなくて、受け攻めの関係性だったという。で、モリ先輩の忠誠心と家庭の事情を越えていそうな愛はキャラ設定なのか? 妹:こっちのハルヒもバニーガー…

『涼宮ハルヒの憂鬱』12.ライブアライブ

兄:どこの「BECK」かと思わせるようなライブシーン。ストーリー中の状況設定は出来すぎにしても、キャラソンプロモーションとして大成功。件のシーンでは、演奏者の運指、熱唱するハルヒのアップ等作画面はもちろん、音響面にも臨場感への拘りが。オーディ…

『ARIA The NATURAL』12.その 逃げ水を追って… その 夜光鈴の光は…

兄:今回、横顔アップの灯里には松岡作監のクセだろうか、口元に特徴が。そこに脚本でも演出でも意図していない“表情”をついつい読み取りそうになってしまって、脳内で修正かけながら見てました。

『西の善き魔女』11.吟遊詩人の道

兄:何処からエヴァンジェリン視点に?と誤解を招くようなルーンとユーシス。見つめ合うのはいいにしても頬を紅潮させたルーン。背景飛ばして完全に2人の世界に入っているし、イメージ描写を終えて現実世界へ帰還する瞬間も可笑しかった。

『BLOOD+』36.すれちがう想い

兄:研究施設への潜入ミッション。一見安易に思える研究者=メガネというデヴィッドの発想だが、強ち誤りではない様子で、そこが変に面白かった。 妹:というかメガネしか居なかった!デヴィッドさんは体の方もすっかり元通りになった様子。

『Fate/stay night』24.全て遠き理想郷(終)

兄:物々しいアバンタイトル、士郎モノローグの処理はビジュアルノベル原作を実感させ、語りに重きを置くこの作品らしい演出でもあった。2人の別れを描いたシーンは極力台詞を排した作りで、これまで説明台詞が過多であったからこそ映えるのは皮肉か。士郎、…

『ウィッチブレイド』11.交

兄:折角の雅音ドレスアップ姿も作画水準でフォローしきれず、キラキラエフェクトが浮いてしまっていたが、和銅主観を通した画面演出でもあるのでこれはこれで。 小林靖子脚本回の鷹山は、ポイントを押さえた描き方でなかなか格好良いですね。

『涼宮ハルヒの憂鬱』11.射手座の日

兄:目にも留まらぬタイピング=スーパーハッカーというイメージを地で行った長門。時間経過、変わらぬSOS団員の状況と共にその上達振りを紹介していく手際がよくて楽しかった。

『ゼーガペイン』11.残るまぼろし

兄:日常パートと異世界パートの境界線に立っているリョーコ。多少強引な展開かもしれないけど、セレブラント4人の小憩にカメラマンとして同行する彼女の立ち位置と視点は効いていた。シズノ先輩との対比か表情パターンも多く、芝居にも力が入ってる。手のひ…

『XXXHOLiC』11.コクハク

兄:普段は傍観者、解説者的な立ち居振る舞いをとっている侑子さん。なんだけど百目鬼×四月一日*1エッセンスを含むエピソードでは、なんか彼女の趣味嗜好が垣間見える気がする。これは原作譲りであるが。 *1:順不同

『プリンセス・プリンセス』11.秘められた過去

兄:剃刀入り封筒、無言電話…と確かに古典的な嫌がらせの連続。でも、ある程度外界から隔絶された学生寮に住む裕史郎への攻撃としては妥当なとこか。 コミュニティに受容されるために、良き兄、そして姫と求められる役割をこなしてきた亨、というところでス…

『桜蘭高校ホスト部』11.おにいちゃまは王子様

妹:霧美ちゃんの可愛さといったらもう、環がメロメロになるのもうなづけます。妹を守るため窓ガラスを突き破って!飛び出しちゃった猫澤先輩は、笑うところでいいんですよね。 兄:猫澤先輩キャラ設定改革計画。この作品、各キャラクターの“キャラ”について…

『シムーン』11.共同戦線

兄:予てからの描写に比較すれば、幾らかは現実味のある戦場が。歩兵達に向けられる戦車の砲身の無機質さはよく描けていたかな。

『スクールランブル二学期』10.ヒィー! ヒィー!ヒィー! ヒィー!ヒィー!ヒィー!

兄:コミックで言うところの○段ぶち抜きの全身カットが強力だった。 高橋広樹のアカギ声帯模写は意外と芸達者。あの作品は業界人気高いんでしょうか。

『ARIA The NATURAL』11.その 大切な輝きに…

兄:ネオ・ヴェネツィアンガラスから敷衍して、ネオ・ヴェネツィアの贋物性に言及?と考えてみると本質を突いたような議論が。 お話の方はそんな不穏な空気が流れることも無く、灯里単独で赴かせずアリシアさんを帯同させた甲斐もあって*1、楽しい1本。 *1:…

『BLOOD+』35.希望のない明日

兄:イレーヌ亡き今、シフチーム内の紅一点ルルゥ。斎藤千和あて書きなのか、という程に演者主導でキャラが立ってたなあ。 妹:今の下宿がどこだか知りませんが結局徒歩何分かかるんだ。ディーバはボーイッシュ系で売り出すんですか。役作り?

『Fate/stay night』23.聖杯

兄:いよいよラス前。ラストバトル前の手順としては凛→士郎、士郎→セイバーとアイテムに象徴される想いの遣り取りがあったが、イベントの羅列で段取り重視に見えてしまうのがどうにも。イリヤの抱える設定は重要なんだろうけれども、ただでさえ過度の説明の…

『XXXHOLiC』10.トモシビ

兄:暑気にやられてしどけない姿を見せる侑子さん。アップにした髪のほつれ具合などなかなか良い感じ。浴衣姿とのコントラストも効いているかも。

『プリンセス・プリンセス』10.恋人たちの時間

兄:姫制度は校内のみの秘事なのか、そうでないのか、どっちなんだ。 まあ細かい設定周りへの疑問はいいとして、恵さん×実琴カップルの恋愛における男女位置のズレをもうちょっと観察してみたかった。恵さんは本作内ではあくまでもゲスト扱いであるからファ…

『ゼーガペイン』10.また、夏が来る

妹:水泳部出席率高そうな紫雫乃先輩…。しかし。水着姿を見せ付けられようが、綺麗な飛び込みでアピールしようが、舞浜南高1年生組たちの可愛さには勝てません!それぞれの恋模様、色々な思いがつまった夏祭りイベント…これすら世界が決めたことなのか。各…

『涼宮ハルヒの憂鬱』10.涼宮ハルヒの憂鬱IV

兄:やはりキョンの語りを使った構成の切れは「憂鬱」エピソードが一番楽しいな。心中の声なのか発語しているのか、視聴側の意識をあえて錯覚させるような作りも面白かった。前々回、前回、今回とハルヒの恋愛に対するスタンスの変化としてもわかりやすい。 …

『ARIA The NATURAL』10.その あたたかな街と人々と…

兄:世界を灯里フィルターに通した後、更に藍華・アリスフィルターにかけ、作品世界の楽しみ方を教授される回。灯里の行動を追ううち「眠くなってきた」と漏らす藍華も、ある意味視聴者目線の代弁をしているんだろうか、意味深長に聴こえたが。確かに灯里視…

『西の善き魔女』9.世界のかなたの森

兄:仔ユニコーンが仲間に加わった、という展開でマスコット追加。世界のカギとされるドラゴンとユニコーンに接近、世界の成り立ちも朧げながら見えてきたか。 ストーリー進行ばかりで、フィリエル側とユーシス側、どちらもこれといったシーンの無いまま合流…

『BLOOD+』34.俺たちのいる世界

兄:前回は霧の濃い夜のロンドンというロケーションであった為、じっくり観賞できなかった小夜の新コスチューム。ハードな雰囲気を身に纏いつつも、裾から覗く白いインナーが印象に残る。 ジュリアさんとコリンズの心象対比をそれぞれのコーヒーカップで示し…