『ゼーガペイン』10.また、夏が来る

  • :水泳部出席率高そうな紫雫乃先輩…。しかし。水着姿を見せ付けられようが、綺麗な飛び込みでアピールしようが、舞浜南高1年生組たちの可愛さには勝てません!それぞれの恋模様、色々な思いがつまった夏祭りイベント…これすら世界が決めたことなのか。各所でちょっとした演出が効いていました。
    了子が作った新しいシナリオ、カメラから見えた現実世界、彼女の目覚めが近づいていることが感じられます。
    今回だけのためと思われる浴衣ED。そこにクラシゲ先生の姿が無いのが悲しかったです。
  • :絵コンテ下田正美。キョウの辿った、違和感察知〜世界の真実へ、という流れをリョーコにも踏ませる?これはストーリーとしても、徐々に解明されてゆく世界設定の説明手段としても面白い構成。今更ながら、2対のタワーマンションに暮らすキョウとリョーコ、という構図の効果も実感。戦死したセレブラント河能の遺した映像とリョーコの感応、とキャラ設定を活かした運び、この作品らしい映像詩チックな自主映画も結構。
     ラスト、キョウとリョーコの仲直りに合わせた夜空の花火群はやりすぎかな、とも思ったけど特別バージョンEDが用意されていたとは。