2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』18.桜色の蜃気楼

兄:不在であった重要人物の帰郷、その2。音夢とは違い、さくらの不在が影を落とすような体裁をとっていなかった為かインパクトはやや落ちる。皆で島中を探し回るステップは加えられているものの、ソースは美晴が小耳に挟んだ噂のみ、お約束の肩透かし。昭島…

『地獄少女』4.聞こえぬ叫び声

兄:今回の依頼者のような家庭環境でも、地獄通信にコンタクトをとる要件が満たされているんだな。草木も眠る時刻が午前0時と割かし早目に設定されているのも親切。小学校低学年辺りの視聴層にとって日付変更のその瞬間は未知の時間帯なれど、起きていられな…

『ノエイン もうひとりの君へ』3.オワレテ・・・

兄:ロープウェーというご当地ロケーションを取り入れたバトルシーンが迫力。テレビサイズでの視聴がやや勿体無く感じるくらいだ。 家出が有耶無耶のうちに終わっていたり、死を口にするユウとそれを叱咤するカラスにもう少し突っ込んで欲しかったりと煮え切…

『絶対少年』23.幸せを運ぶ闇の光

妹:横浜に現れたアレはみんなに見えるんだ。早速特番が組まれたり、直径5キロという桁外れなでかさだったりと田菜での事件とは大違いです。アレの出現を受けての、人々の反応の違いが面白い。テレビでは正体について口論してるのに、横浜の住人は妙に落ち…

『舞-乙HiME』4.炎の転入生!!

兄:設定から競争意識と上下関係が織り込まれている今作では相関図がわかりやすい。お陰で登場キャラの多さにもどうにかついていける。 男子禁制というのも設定上の産物。前作同様、アカネが何らかの嚆矢になりそうだ。

『ARIA The ANIMATION』4.その 届かない手紙は…

兄:や、わかってますけどね、「パンツ丸見せ」ってのが藍華の言説でしかなく彼女視点にカメラを置かないことくらい。 灯里とアリシアさんの会話から盛夏であるのがわかるが、今回は怪談話とヒーリングストーリーの出会いだろうか。裏路地を抜けた空間の異質…

『魔法少女リリカルなのはA’sなのは』4.新たなる力、起動なの!

兄:いよいよ御目見え、パワーアップデバイス、ではなく新変身バンク。なのはとフェイトの平服は一気に飛散するのでなく、1枚1枚丁寧に剥がされてゆくよう。変身シーンから逆算して身に着ける普段着のデザインと枚数を設計しているのだ言われても納得。

『IGPX』4.皇帝の名の下に

妹:ヴェルシュタインとの戦いが早いっ。ラスボス的存在ではなかったのか?号令が決まりすぎな軍隊チームだし…。いっそのことユニフォームも軍服にしたら人気が倍増するかと思います。余りにも普通な格好なので。前の会見では爆弾発言したカニンガムと偶然会…

『クラスターエッジ』4.漆黒のクロム団登場!!

兄:無闇矢鱈と元気のいいサブタイトルを冠した回。争いに対するアゲートの過敏な反応が過去を以って補足。が実際のところ主人公の出番らしい出番は殆どなく、とても観易かった。 どうでもいいけど、エマと人造兵擁護派の少女との絡みを描く為に列車トラブル…

『ガンパレード・オーケストラ』4.特別な一日

兄:日々の過酷さとの対比で活きるようなイベントを現段階で持ってきても中途半端だろう。後に訪れる無慈悲な日々からの回想とするにもパッとしない印象だった。

『D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』17.音夢と純一

兄:音夢と純一の年季の入りぶりがアナクロな表現で笑った。 音夢への対抗心を燃やすアイシアが純一の体たらくを見かねて、音夢側に感情移入するまでの流れはちょっと面白かった。ただ今回の内に音夢からの理想的回答を得てしまった、この堅牢な関係を如何な…

『GUN×SWORD』17.座標Xを追え

兄:パリカールが仲間に加わった!と唐突な出だしの後、更に騒がしい仲間と重宝する移動手段ホバーを手に入れる。妙な展開だとは思ったが、こういうことか。ファサリナが水着女王のところへ赴く理由も一応は用意されているとはいえ、彼女までもサービスに徹…

『ふたりはプリキュア Max Heart』35.マジヤバ修学旅行!思い出作りは危険な香り

兄:ひかりと館の少年のめぐりあい再び。折角京都に来ておいて伏見稲荷大社をロケーションに使わない手はなく、狙い通りのビジュアルに仕上がったのではないか。ザケンナーとのバトルにも一捻り加えてあって楽しかった。演出は大塚隆史。 妹:ひかりが京都に…

『BLOOD+』3.はじまりの場所

兄:どうも巧くない印象。マスコミ関係者の携帯電話でのやり取りを耳にしたカイ、マントか何かを頭から被った状態のフォレストをあの距離から確認し追いかけて重体に陥った父親の許へ、という流れ。一般人を事態に巻き込むにはある程度の強引さも必要なのは…

『地獄少女』3.汚れたマウンド

兄:依頼者が男子高生になった途端、なんだか醒めてしまう不思議。依頼者の大輔は先輩の悪行を告発できない程に大会出場に対する熱意があるとも思えないが、原作読者層を考えると、空気を壊すことへの恐怖が切実な問題であるのかな。少なくとも友人思いの人…

『ノエイン もうひとりの君へ』2.イエデ

兄:どうしたことか、随分と絵の雰囲気が変わっていた。次回予告を見た限りでは、次回は第1話のニュアンスに戻りそうだけど。 今回も動画の際立つシーンがちらほら。イサミに肩を掴まれたユウの振り向き、突き飛ばしたイサミがユウに馬乗り、のシークエンス…

『舞-乙HiME』3.はじめてのケ・イ・ケ・ン

兄:形状で感情をマンガ的に表現するのが楽しいアリカの三つ編み。今回はその片方を手にとって、口の周りを毛束で撫ぜるという仕種も。彼女のデザインを活かした、すごく少女期らしい何気ない動作で萌えを表現していた。

『IGPX』3.黒い卵

兄:各パイロット、スタッフの与り知らぬところでスポンサーの意向によるチーム存続の危機。今回の勝利が新スポンサー獲得への重要なファクターだろうから破綻はないものの、割と変化球を投げてくる作品だなあ。 モータースポーツとチームスポーツの合いの子…

『ARIA The ANIMATION』3.その 透明な少女と…

兄:灯里の世界に対する純朴な愛情やアリスに対する気遣いが、押し付けがましさを帯びるか帯びないかのギリギリの線で保たれているのは素直に感心。 穏やかな世界への導入からして上手いんだけど、全く以ってOP蒐集家泣かせのアニメだなあ。

『灼眼のシャナ』3.トーチとフレイムヘイズ

兄:案に違わず、シャナと学園ものとの親和性は高かった。そうあるべく企画されているのだから当然だが。シャナと教師の身の程を利用した笑いもすんなりと受け入れられた。 始業前、教室内でクラスメイトを余所に堂々と繰り広げられるシャナと悠二のやり取り…

『魔法少女リリカルなのはA’s』3.再会、そしてお引越しなの!

兄:魔法のSFガジェット的解釈が面白いこの作品らしいパワーアップへの布石。今シリーズではデバイスのキャラ立ちまで視野に入れているようで、萌えと燃えの相性の良さを上手く活用している。

『クラスターエッジ』3.冷たい銃弾

兄:キレて能力を発揮する主人公アゲート、という山場を成立させる為のお膳立てがかなり振り切れていた。教師エマとベリルの会話シーン、前段階をあれこれとすっ飛ばしたかのような雰囲気たっぷりの語りなんてのも同根に思えるなあ。

『GUN×SWORD』16.輝くは電気火花

兄:敗北の主人公を敵役が殺さないためのエクスキューズはかなり捻りのない直球だった。ただ、ウーのトラウマはそのままエディプス・コンプレックス神話からの敷き写しのようであったし、今回は全体として寓話性の高い印象。ヴァンの開眼に下手な理屈を捏ね…

『ToHeart2』3.小さなお茶会

兄:女子が苦手と小牧に漏らす貴明。一体どの口が言わせるのだろう。こうして複数のヒロインの目を通して貴明の人物像を結ばせる、ヒロイン毎の好悪で魅せられるポイントをずらしていくと面白いかもしれないが。そりゃもう“主人公”じゃないか。

『交響詩篇エウレカセブン』26.モーニング・グローリー

兄:2クール目完、3クール目への橋渡しの区切りに相応しい回だった。先週のエピソードを挿入してでも今回が26話目である必要性。ボーイ・ミーツ・ガールとしても、ロボットアニメとしても再三再四のカタルシスが用意されていて、ラストの「つづくっ!!」で…

『ふたりはプリキュア Max Heart』34.旅だ仲間だ!修学旅行だザケンナー!?

兄:なぎさが時代劇オタだとは。 この作品にしては珍しい前後編で修学旅行。物理的距離を直接的な障害にしないのは別段構わないけど、京都を舞台にする設定的な理由でもあったんだろうか。平安京と陰陽道辺りが援用としては妥当ではあるが。

『D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』16.芽生えた想い

兄:焼け木杭に火を付けて回るアイシア。ギャルゲー世界のED後、ヒロイン間の危ういバランスを描く試みとしてはどこまで踏み込めるのか気になる。今回、美咲がアイシアに結論めいたことを語っている分、それ以上のものを提示して欲しいものだけど。

『BLOOD+』2.魔法の言葉

兄:惨劇の一夜が開けた翌日、不意に出自を知ることとなる小夜。こうした状況での偶然立ち聞きパターンは余程上手くやらないと、といういい見本になってしまっていた。初回で見られた密度の高い演出も今回はトーンダウンしたようで。 予想通り沖縄という地域…

『地獄少女』2.魅入られた少女

兄:今回の相手は悪質な犯罪者だけに、依頼者死後の地獄行きとバーターなのは何やら不公平感が残る気も。ベストタイミングでの出張費みたいなものか。 涼子のPC、ポータルサイトはYahoo。ここでリアリティーが補強されるんだろうな。

『ノエイン もうひとりの君へ』1.アオイユキ

兄:制作はサテライトで、作品の舞台は函館。何かそれだけで作り込みに期待をかけてしまう。実際、映像はかなりの出来。 作品内動画表現に最適化されたような岸田隆宏デザインのキャラクターも味があっていい。