2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『くじびきアンバランス』4.にちようびにあそぼうか。5点

兄:ラストワンシーンで三角関係が急進。それまで落ち着いていたトーン、時乃の緩いキャラクターの変化にメリハリが付いていた。 くじびき周りの設定がオミットされて久しく感じるけど、次回予告でツッコミを入れるための布石であるとか?

『地獄少女 二籠』4.秘密

兄:地獄幼女(?)きくりがチーム入りする回。お話自体はベタな2時間ドラマ的な人物配置、設定だったけど、それを逆手に取るような笑いの差し挟みは作品のツボをわかってる感。絵コンテがわたなべひろし。

『天保異聞 妖奇士』4.生き人形

兄:テーマの語り方がちょっと理屈っぽいというか。妖夷とのバトル、画面の奥行きを上手く見せたアクションが格好良い。

『あさっての方向。』4.信じてほしい

兄:大人からだを尋が受け止められるまで。夏祭りってイベントを絡ませるのがマンガ・アニメ的な文脈。心情の機微を捉えていく見せ方に、尋の美少女ゲーム主人公的匿名性ヘアースタイルは結構マッチするな。

『ネギま!?』4.「先生……私、初めてなんです……」byのどか

兄:今シリーズでは、1人につき3枚存在するらしいパクティオーカード。随分とマーチャンダイジング先行といった設定だけど、お話そのものに絡める気もそれ程ないか。 ネギくんとのどかの仮契約シーンには芝居がきっちり入っていて良かった。ここは最低限押さ…

『RED GARDEN』4.私たちはどこへ?

兄:自身を取り繕いつつ普通に登校することで、これまでの日常に縋りついていた4人。今回はそれぞれのパーソナリティーなりの変化・動向が見られたのは良い傾向かな。それぞれの生活環境がわかりやす過ぎるくらい描き分けられてるのも良い。

『Pumpkin Scissors』4.ヒビ割れた肖像

兄:オーランド伍長を苛む悪夢がなかなかの出来映え。作画はもちろん、画面のトーンもそれらしいイメージ描写で印象的。

『ちょこッとSister』16.ドキワク夏祭り

兄:何と言ってもちょこバナナ。その線を狙っているのは当然誰もが察するところなんだが、想像を上回りすぎる充実振りに驚いた。

『N・H・Kにようこそ!』16.ゲームオーバーにようこそ!

兄:作画監督に奥野浩行。佐藤くんの30年後の姿はかなり惨いもので、作品を通して最も手厳しかった。寂しくなった頭髪と肥えた肉体に衰えた歯茎まで描かれたら見事という他ない。

『地獄少女 二籠』3.愛しのけいちゃん

兄:今回の依頼者多恵ぽん、キャラの作り込みが良い。ヘアスタイル、メガネ、ピンクのジャージ姿とわかりやすいイタい娘感もハマッてました。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』3.偽りのクラスメイト

妹:学校シーンが楽しい。カーテン越しのカレンの姿にドキッとしたルルーシュだけど、そこでそのリアクションするのかと少し拍子抜け。ここら辺がキャラ紹介にもある“普通の高校生”の一面か。そしてルルーシュを見ていると夜神月が頭をよぎります。

『あさっての方向。』3.あたらしい生活

兄:郵便局での預金引き出しから、衣服、家具一式の購入まで、新生活の準備をする件は桜美監督繋がりで「よみがえる空」の初回を連想。そこに萌えアニメ添加物を足してみた感じか。 初めは妹を装っていた椒子が感情が振れるに従って徐々に文脈を違えていくも…

『ネギま!?』3.「ほー、仮契約カードはそうやって使うのか」byエヴァ

兄:お話を語ることには興味が無さそう、とは思っていたけど、ラストで随分すっ飛ばしたなあ。早くアナザーストーリーに移行したかったんだろう。

『RED GARDEN』3.ほんとうの私

兄:メイン4人の過去を繋ぐ重要人物、リーズ。タイプも、それに伴う学内所属グループも全く違う4人に、それぞれ回想シーンをフラッシュバックさせる親密さ。この点がリーズというキャラをミステリアスにしていて、こちらの興味を惹く。延いては4人の失われた…

『ヤマトナデシコ七変化』3.ああ、懐かしの暗い青春

兄:スナコの華麗なメタモルフォーゼ、こうもあっさり披露しちゃいますか。肝心なのは内面、というのは重々承知してるんだけど。 「そいつはいいや」「それもそうだな」と、男子各ポジションで口にしそうなテンプレ一言で駄弁るシーンがちょっと面白い。

『Pumpkin Scissors』3.其は貴きものなりて

兄:軍への不信から復旧作業を拒否する村民達はわかるが、対してアリスの抱える特権階級にある身の苦悩は、前回との繋がりはあるにせよ、自分自身で勝手に抱え込んでいる風にも見えた。国家や軍部の成り立ちとか、設定周辺に関わることもあるんだろうけど。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』

妹:ルルーシュの迷いのない戦略は気持ち良い。ただ彼のワルイ顔を見る度に救いの無い終末を予想してしまうのです…どう見ても悪人。一方第二の主人公?スザクがどうも薄くなってしまうのは仕方ないのか。

『くじびきアンバランス』2.やくそくをまもれないとだめだ。2点

兄:今回も蓮子のメカアクションが楽しかった。何故か蓮子と薫子の2人はパンツ要員。それぞれの見せ方の差が面白くもあり。

『地獄少女 二籠』2.うたかた

兄:暴漢に襲われる妹の描写。妹の記憶を見せられている姉の反応も含め、こちらの想像を駆り立てるような作りで、なかなか頑張っていた。

『N・H・Kにようこそ!』15.ファンタジーにようこそ!

兄:久々にわかりやすいコメディタッチ。自殺オフの顛末をああ描いておいて、こうも抜け抜けとダメ人間の日常に帰還されると、清々しい。

『天保異聞 妖奇士』2.山の神堕ちて

兄:40近くのいい大人が主人公とは荷が重い、ってよくわかっていらっしゃる。この年代のキャラを主役に据えた成長物語とすればなかなか興味深い。 キャラクターに劇中で視聴者を意識した語りをさせる手法はお約束なのですね。「異界」=「こっちの世界」でも…

『あさっての方向。』2.すれちがい

兄:見た目は大人で中身は子どものからだ、その逆である椒子。2人の行動、振る舞い様は念入り。椒子のリアクションはちょっと冷静過ぎるが、対比としては鮮やかだった。描写を丁寧に積み重ねていく分、展開はスローなんだけど、焦らし方としても巧いな。

『マージナルプリンス』2.暁のエーデルシュタイン

兄:結局、宝石紛失騒動とユウタの入学取り消しの危機のリンクにさしたる関連性はなし、と。ちょっとストーリーの都合で振り回し過ぎでは。 あとユウタの着替えシーンってただのサービスカットだったの?

『武装錬金』2.ホムンクルスの正体

兄:斗貴子さんの見せるチラリズムに、いちいちカズキが反応してみせるのは丁寧な描写。斗貴子さんというキャラのポイントをしっかりと押さえている証明でもあるし、2人の関係の変化をしっかり追っていこう、という意図の表れでもあるか。

『RED GARDEN』2.残酷な夜

兄:やっぱりミュージカルは毎回の見せ場なのか。どこまで突き抜けてくれるか楽しみ。 モンスターに襲われる一連の場面では、恐らくは狙い通りな洋物ホラーっぽい緊張感や間が上手く再現出来ていた。

『ネギま!?』2.「うそっ、仮契約ってそんなことすんの!?by明日菜

兄:尾石達也演出のOPは良いセンス。こういう作品を素材に渋いカラーでまとめてくる辺りが憎い。別ver.も用意されていると嬉しいですが。 今回のみのセルフパロディかもしれないけど、本編ではやはりタライが落ちてくるのね。ネギくんの魔法の成否や、記憶消…

『Pumpkin Scissors』2.戦災復興部隊

兄:今回も堅調。貴族と平民の階級差等、世界観を盛り込みつつ、ラストにはその壁に穴を空けてみせる。メイドさん達の精神の回復を描く締めは爽やかだけど、そこが街の復興と繋がってはおらず、あれ?という感じも。

『銀色のオリンシス』1.水色の再生

兄:流行りの平井久司キャラに古びた演出をつけたら、そりゃ微妙な出来に。 ロボットアニメとしても、これといって目の引くビジュアルのない初回。東映アニメーション製作、というのは当然織り込み済みではあったけれどそれでも厳しいかな。

『ヤマトナデシコ七変化』2.鉄のカーテンを攻略せよ!

兄:美形をより美形として描くこと以上に、その他大勢をよりテキトーに、って方向は制作状況的にも優しい設計なのかな。 そうしたキャラ描写に加えて、スナコの素顔はいざ晒してみればまあそれなりで、容姿コンプレックス問題の落しどころも優しい感じか。

『くじびきアンバランス』1.みんな、学校でおどろく。7点

兄:「げんしけん」からのスピンアウト作品。ということで、次回予告でゲスト出演もしていた彼等のような作法で楽しむのが筋?視聴後、会議を開きたくなるような作品なんだよね、これ。 時乃の頬にある萌え記号が輪郭からはみ出して立体化(?)してて、正に…