賀正
- 妹:おめでとうございます。兄の分も思いを込めて新年の挨拶を。
去年の正月のはてなを見てみると『今年もたくさんアニメを見たいです』なんて書いていました。で結局どのくらい見たのだろうと。2005年以内に終了した番組を対象に、1話から最終回まで欠かさずに見たアニメは…33本でした。今まで数えた事もなかったから多いのか少ないのかわかりませんねー。結構な時間をアニメに費やしてるのかも。
数えるついでに作品をふり返りベスト10をつくってみました!
1位は鮮やかなテクスチャを多用し視覚的挑戦作品の巌窟王です。モンテ・クリスト伯を知らなかったもので、小説に出会わせてくれたことにも感謝したいです。小説よりも描き込まれた登場人物たちによって、より話の面白さが増していました。特にフランツは有り得ないくらい美味しい役どころです。悲しい最後ではありますが…。
ファンタジックチルドレンはなかむらたかし監督作品。後半の過去編から真実に近づいていく盛り上がりにはスゴイものがあり、化けアニメと言えるのではないでしょうか。
続いて、やっぱり動くっていい。中学生っていい。と思わせたかみちゅ!。R.O.Dからの精鋭スタッフがつくった神様アニメです。
自然があって私たち人間がいる、みたいなアルジュナの河森節が見れるアクエリオン。主人公たちが乗り込む機体アクエリオンはパイロット乗換自由だからできる個性的な技のバリーション、ネーミングも面白いです。
記憶に新しいGUN×SWORDは、“調味料全部持ってきてくれ”なバカ主人公が好きでした。
ちびっ子教師ベッキーの千和千和した喋り方がたまらなく可愛かったぱにぽには、話の内容は薄いんです。でも、そこかしこに散りばめられた小ネタが濃い。何でもアリすぎでスタッフもかえって苦労しそうな位の自由さでした。
小林治初監督作品、BECK。平凡な少年が音楽とそれを通じてできた仲間たちと出会い変わっていくというストーリーと、小林監督ならではの味付けがうまくマッチしていました。
LOVELESSは立夏の可愛さと、草灯のいやらしさがちゃんとアニメで見れただけでもう十分。お気に入りである敵の女子高生百合カップルが丁寧に描かれたのも嬉しかったー。
少女マンガでもこんなギャグが見れるんだぁと感心したのがハチクロ。よく登場する竹本君の心の声がちょっとくすぐったかったです。
最後!さすが浦沢直樹といった上質な作品を、マッドハウスが忠実に映像化。このMONSTER、ハリウッドでの実写映画化も決まってます。テンマ役は誰がやるのでしょうか…。
さて。2006年はどんなアニメが見れるのかとても楽しみです。そして皆様今年もどうぞよろしくおねがいします。