『機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-』

  • :既に続編も制作されていて、後に様々なメディア展開がされた作品のラストを改変するというネタでもう満足しちゃう自分。
     政治的な駆け引きが、個人レベルの感情のぶつけ合いに降りて来る流れに押し流されてゆくのが気持ち良かった。カミーユの着地点も概ね納得できるものだったし。あと今回もクワトロ大尉とレコアさんの関係を象徴させる描写にはこだわりを持ってましたね。
     個人的にはグリプス内でのシャア、ハマーンシロッコ三すくみの対峙を劇中舞台である劇場というロケーションで観られたことに何かぐっと来てしまいました。
  • :三部作がついに完結、ともなるとほぼ戦闘ばかり。そんな中ヘンケン艦長が今回もなごませ役として欠かせない存在でした。登場人物の生死をほとんど覚えてなかった私にとっては驚きばかり。さすがガンダムだよな。
    ミネバ様の御前で見せたシャアの感情的な一面が好きです。観終わった日の夜はいつも通り、兄が先生となりガンダム勉強会をしました。