『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』

• 兄：上映スケジュールは明日まで、今更ながら観賞。作画大作アニメとしての評判通り。いつもの町を舞台にした序盤では、フィルムから漂う（ちょっと作為的にも見える）昭和っぽさがすごく印象に残った。ピー助の仮住まい、公園の池への道すがら、ショートカットされる為に存在する駐車場の捉え方も上手かったなあ。小学生時分の地理感覚がふと呼び起こされるような感じだった。
  　とはいえ、いい年の人間が観てる訳で、どうしても大人の目線に移りかけるシーンにちょっとした感情移入を。のび太父母それぞれの。ラストシーンも親子連れの来場者どちらもが気持ちよく劇場を後に出来るように演出されてますよね。
  　余談中の余談だけど、のび太の部屋にPCが無くて安心。思い立ったその後「恐竜　化石　発掘」とかでググるのび太ってのは嫌ですし。まあ当然の話ですが。