兄：頑張って高座での演技を再現しようとしているのはわかる。それでも、落語の面白さをアニメとしての面白さに相乗して見せる意義が感じられなくて残念。三遊亭小遊三師匠がふらりと現れ一席、ってのはすごい展開。

兄：戦時と平時を典型に、オンとオフのギャップで燃えと萌えを提供する狙いがよくわかるAパートとBパートの温度差。 ブリッジ内、軍事用語を並べ立てた会話劇で、それらしい緊張感の作り込みと状況説明とを兼用させるのは便利だなあ。わざとらしさが鼻につく…

兄：次回以降の大筋と段取りはデヴィットさん達にお任せ、束の間の里帰り。アクションものということもあって普段は良くも悪くも大雑把なので、こういう回はすごく貴重。離れてしまったものとの距離感の取り方が脚本でも演出でも成功していた。特に香里との…

兄：ターゲットと自分の社会的立場、背景を多少なりとも理解した上で地獄送りをする沙樹。父娘の回想シーンでは沙樹の幼少時、ごく最近の2人、両者の比較で時間の流れを感じられて良かった。1話完結フォーマットで限られた登場人物だからこそ、恨みの遣り場…

兄：犬の目線を通して人間世界のカリカチュアを、と言うと普通なんだけど。デイトレードに手を出させますか。セレブの世界でも居住地による階層意識があったり。ある意味、アニメ向けの素材ではあるなあ。 セレブナイトに変身している3分間の使い方、正体バ…

兄：コメディタッチなパートのお遊び的に挟まれたカーアクションの出来が結構良かった。ストーリー的に重要な部分ではないけど、サテライトの技術力への信頼があったればこそ、だったのかもしれない。 もう一つ細かいとこでは、アトリの放った光線がパカパカ…

兄：今回の引きで本格的にストーリーが転がり始めた。初回を含めてここまでがプロローグか。 時間を割いて丁寧に描くという姿勢は伝わってくるものの、士郎の蘇生までの流れが今一つ印象薄かったり、彼を学校に残すための都合とはいえ、お人好しを超えてバカ…

兄：世界情勢に伴い、お話はシリアスなトーンへ。にも拘らず前回の駆け落ちについては軽い言及のみ。アリカの母親も結婚を機に引退をしているようだが、それ程珍しいケースでもないのかな。

兄：ハチミツとクローバー、Paradise Kissに続くノイタミナ枠3作目。OP、EDには名残を残すものの、がらりと作品の方向性を変えてきた。懐の深い、自由度の高い枠ということだろうか。内容でも奇を衒ったところはあまり無く、前2作で掴んだお客さんへの心配り…

兄：落ち着いてバカをやってる印象。情感たっぷりだったアバンタイトルの温度を引きつつも、あえて場の空気を乱すベタベタなギャグを入れてくるのが若干鬱陶しかった。ただ、あかほりさとる原作にしてはくどさは然程でもなく、そこは戦略的。 女の子、特には…

兄：ヴェルシュタインの必殺技、インドラガ・マノを破るための技法に古武道を持って来るところが、CARTOON NETWORKが企画・原作に名を連ねるからこそのオリエンタリズム志向なんでしょうか。DVDには英語版音声も収録されるようで。 Aパートラストのリズ×エイ…

兄：あれ、ベリルはまだ学園に残っていたんだ。彼の心の拠り所、アゲートへの思慕を語らせ始めたと思ったら、そのまま総集編へ雪崩れ込んだ。Aパートは何事も無く進行していただけに、不意を打たれて驚いてしまった。

兄：作品世界での魔法と魔法使いのポジション紹介、あゆみと春生の関係進展などをすっ飛ばしてキャラ増加を選択。ノリの良さだけで押し切ってしまう魂胆だな。

兄：思い出話を幾度も重ねる構成だったせいで、源と竜造寺の置かれた危機的状況が随分と余裕あるものに映ってしまった。不注意から絶壁に気がつかず、落下してしまうのもちょっと安易だったか。 タイプの違う男子2人の仲睦まじい口喧嘩で関係を見せていく、…

兄：意欲作。ともかくミュージカル文脈はよくわからずとも動きの面白さと小ネタの数々で楽しめる内容だった。ミュージカルパートと平常パートとが割合はっきりと区分されていた所為もあるか。 初回が一番面白かったと言われる類の作品となる懸念も若干、スタ…

兄：素人から演技者へと成長していく過程を作品内外で重ね合わせるには、惜しいかな放送期間が足りない。 成功しているかどうかは別として、時間軸を交錯させる構成の初回。先代LEMON ANGEL解散の真相に迫っていくミステリー調への布石なんだろうか。アイド…

妹：航空自衛隊員の主人公が転勤により石川県小松へ。フツーに新しい生活のための身の回りの準備してるところに親近感を持ち、自転車に乗って海へ行く道のりではしゃいでるところではその子供っぽさに微笑んだり、つかみはOKという感じでしょうか。電話で自…

兄：エウレカの口からアドロックの名前が出て“つづく”。情報提示のタイミングが随分と好都合。伏線は張ってあったかな。 それにしてもデューイの大衆蔑視を大衆向けメディアであるアニメで描写するのは難しい。敢えて紛い物らしさを出して回避する手か。

兄：ごった煮にされた要素それぞれが足を引っ張り合ってしまいそうな感じ。最たるセールスポイントの落語にしても、桂歌丸師匠に本人役を演じてもらうシーン自体を売りにしたいのはわかるのだが、出演時間稼ぎもあってか、だれた印象。歌丸師匠と後藤沙緒里…

兄：ヒロイン中原麻衣、監督ふじもとよしたか、その2。意図あってのことだろうがセンスが古臭く、逆に手堅いとも言えようか。 で、とにかくカメラがなめるなめる。男性キャラ視点に限らず繰り返されるものだから、仕舞いには笑ってしまった。

兄：ヒロインゆうなの頭の弱さ描写に目を惹くところがあった位で、あとはサブキャラクター増加待ち、というところ。ゆうなさんは少し前なら堀江由衣が演じてそうなキャラだな。 妹：OPでピンクの髪の毛の子が、パンを口にしながら走っているときの表情が、と…

兄：なんか弾けてた。奥の部屋から聞こえるよがり声が実は…、なんて件には正直参った。公式ページのあらすじもいい具合にきてますね。 国民のあこがれ、八本木ヒルズ！IT企業の総本山、八本木ヒルズ！ 妹：どこまでが確信犯なんだかわからない…。マイメロの…

兄：柴田に50年前の依頼者を追わせ、時代を超えて存在する地獄通信の存在にも迫る。柴田の足取りと視聴者の視点を同調させるのがなかなか巧く、初めて描かれる依頼者の最期、居合わせた柴田への引継ぎはストーリー的にも重要。涙を流す肖像画、地獄送りの舟…

兄：原作は未プレイ。EDに単身描かれるメインヒロインと思しきセイバーと主人公衛宮士郎の遭遇まで進行せず、山場らしい山場も無いのはかなり思い切った構成とも取れる。 恐らく校内人間関係は主要登場人物を占めると予想されるし、模範的マスターっぽい凛と…

兄：アカネとあかね、前作からの踏襲と変化でシリーズ内自己言及しつつ、恋愛の困難はアリカ達新キャラへ引継ぎ。悲恋絡みでマイへの興味を惹き続けるところも上手い。 結婚を機にオトメを引退する先任者の存在、どう見ても品性の低そうな主など、意図的にお…

兄：色々と仕掛けはしているものの、今一つ売りの見えない初回。モタモタしたバトル演出を見るに、戦闘そのものがメインではないのだろう。 しかし流され型、巻き込まれ型主人公の典型像でかなり楽をしているなあ。 あと、アップ作画の斜め顔、鼻のフォルム…

兄：今回のストーリー内容と時間配分でこのサブタイ。どこでどうサブタイトルをなぞるのか気を揉みつつの視聴だった。

妹：おめでとうございます。兄の分も思いを込めて新年の挨拶を。去年の正月のはてなを見てみると『今年もたくさんアニメを見たいです』なんて書いていました。で結局どのくらい見たのだろうと。2005年以内に終了した番組を対象に、1話から最終回まで欠かさず…

兄：原作は既読。その為、パンツカットの意外な少なさに面食らった。パンツ物量が笑いに転化するとこが味なんだけどなあ。 演出はハイテンポでテンション高め。その分、崩し顔のギャップも大きめ。そこで暴走を見られると楽しそうだけど、省力作画の一環にな…

兄：スタイリッシュなイメージを詰め込んだようなOVA。第壱話での新宿の街を鳥瞰するカットから作品タイトルに移行する流れ等はカッコ良かった。公式ページでのさとうけいいち監督のコメント*1にもあるようにハリウッド的演出も意識されていて、当世風映像美…