『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』４６．真実の歌

• 兄：ミーア、ラストダンス。話の運びにツッコミ所が多すぎて、彼女の最期自体が軽いものとなりかねないレベル。唯々諾々と与えられた役割を生きることの悲劇とするには弱いなあ。ラクスとの対峙でも、神経衰弱状態を突かれたのもあってオリジナルの器には完敗を喫してしまった。これはラクスの対である以上にそう遠くないシンの姿である故か。舞台設定が劇場であるのは前作同様Ζオマージュ？
  ここ何話か批判的に語られる、この世界の“正しさ”。議長の正しさはキラとアスランも部分的には認めている。正しさを背景に持つ勢力同士の対決にする余地はまだあるのだな。
  そういえば、アスラン同様キラにも発砲させているのだけど、敵を直接殺傷してるのはあくまでもアスラン。配慮しているよなあ。