『創聖のアクエリオン』26.世界のはじまりの日(終)

  • :合体を突き詰めるとビッグバンまで極まるという形而上的観念。もはや合体は概念となった。スケールの大きさに目を奪われてしまうが、扱いの差はあれどもディーバのキャラクターにはここ3話で見せ場を設けたことになる。一方堕天翅側はといえば悲惨なことになってはいたけど、製作側の意図としては正しい取捨選択なのだろう。ドラマの規模に相応できるキャラクターはやはり限られてくる。
     特に今回は戦闘シーンもかなりの見応え。3次元空間を意識した画面作りへCG描画の貢献度は高まっていることを指し示す作品でもあった。
  • :終わってみても分からない所が多いっていうのは置いといて…型にはまらない面白さで楽しませてもらいました。自由な合体というのが新しく感じた。最後はよりスペシャルにトーマ様まで搭乗なさった!これからはアクエリオンが人間と堕天翅との平和の架け橋に?というかトーマ様以外の天翅は生命の樹と一緒になったみたいでその後どうなったんだかわからないしなぁ。
    主題歌パワーも忘れちゃいけません。歌詞を見ても物語そのものだし。アレンジ版などもどんどん劇中に流れて雰囲気を盛り上げていました。特に今回スタッフクレジットの後ろで使われていた静かに編曲されたものがグっときた。前にもEDに使われていたかな。不動司令のことは最後までわからないのか…あの人が一番の謎じゃないか。