『時をかける少女』

  • :やっと観られた!とにかく見所が多い。しかも映画にありがちな中だるみが感じられませんでした。つまり終始油断が許されない!
    背景も描き込まれていて見応えあり。やはり気持ちのいい夏の青空は青春によく合っていました。ネットで背景検証を見ていたので、自宅近くの風景が出たときは嬉しかったと同時に、わかった人凄すぎると…!住んでいても気付かない。
    観終えたあとは爽快感からテアトルの階段をタイムリープするつもりで力いっぱい駆け上がりました。…気持ちだけ。とても良い映画でした。
  • :素直にバランスの取れた秀作。こういう作品の序盤は「私は何処にでもいるフツーの女の子」って趣意の自己紹介を如何に上手く語るかがポイントの一つと思うが、色々な仕掛けを施しながらの軽快な展開で先ず引き込まれた。
     正にルックスが体を表す風の真琴のキャラデザにも好感。飛んでも跳ねてもスタント要らず、擦り傷も付かないアニメ的表現も気持ち良かったし、それが終盤の負傷シーンを一層引き立たせているのも見事。キャラ造形で言えば消火器の彼、あれは色んな意味で妙にリアルでしたね。
     >背景も描き込まれていて 見知った近所の風景が劇中にあったからってのも変ですが、これは保証。
     あと、プリンを美味そうに食べる真琴を見て、その台詞や劇中の季節からの連想で「よつばと!」よつばを何となく連想。で、あずまきよひこさんも観賞されたそうで、この更新にも一人勝手に納得。