『僕等がいた』26.(終)

  • :いつも以上にオシャレしたらしい七美のあの髪型に萌えられる矢野を見て、恋の力はすごいなあと感心。
     七美、矢野のその後を匂わせる画は用意せず、山本さんのぼそっと呟く意味深な一言も“続きは原作にお返ししますED”っぽい。別れのシーンの演出なんかは流石に丁寧、視点の設定も良くて、少女マンガ原作といえど両性に開かれた作りをしているのかも、と。
     全話通じて、少女マンガ文法の翻訳に力を入れた作品だったな。作品内での定型としたカットや表情描写の反復が印象的。画面の情報量と、間の持たせ方も考えられていて面白かった。
  • :自分もあのヘアスタイルには疑問を感じました…ぜひとも今時の女の子に意見を伺いたい。