『天保異聞 妖奇士』19.三人往壓

兄:敷かれたレールの上を歩む人生を疑問視しちゃう若き往壓がわかりやすく青臭くてよい。アビが妖夷の肉を干してる場面なんかもグロテスクとユーモラス、生活感やら世界観、テーマ性まで渾然としてて面白い。ちょっとした戦歴回顧にもなってるし。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』17.5.仮面の真実

兄:前回の展開を受けて、ルルーシュがスザクへの想いを滔々と綴る形で総集編。サブタイの“仮面”がルルスザ双方の事情に係るのは予想通り。「オレンジデー」「小学生の日」とか小ネタを埋め込んでくるのは流石にファン心理を心得たサービスだなあ。

『RED GARDEN』18.わずかな、望み

兄:クロード刑事銃殺シーンはライティングに雰囲気があり、噴出した鮮血も正に鮮やか。それを浴びたリーズの瞳も良い。 召集を無視した4人にペナルティーは科されず「敵」を片付けたルーラがお出迎え、ってのは拍子抜け。記憶の喪失について伏せていたのは…

『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』6.シナモンシュガーレイズド・ハピネス

兄:街に繰り出しての光香とむつき、交歓の件は場面の重ね方が良かった。また、画面上での空気感の出し方、色味の付け方が非常に上手いシーンも多々。それに加えて、今回はストレートに扇情的なカットも目立ったのはどうした訳か。気持ちはわからんでもない…

『地獄少女 二籠』18.あの人の記憶

兄:お話の雰囲気は悪くなかったけど、訳ありな家族構成に至るまでの経緯がちょっと苦しい。回りくどい設定を作るより、もっとストレートに描いちゃっても良かったような。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』17.騎士

兄:谷口監督コネクションか、挿入歌に酒井ミキオ。個人的にはこの人好きなんだけど、演出としては浮いてしまったかな。 思慮を巡らすルルーシュから美術室への軽いジャブも絡めた繋ぎ、美術週間に話を振ってお次はユーフォミアの視点へ、とこの辺の捌き方も…

『RED GARDEN』17.真実

兄:屋上での立ち聞きパターンはちょっと安直だったけど、ローズの名演は聴き応えがあったなあ。彼女が立ち去ってしまうのに説得力があったし、その後のクレアの台詞にもしっかり作用していた。

『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』5.ふたりっきりの、夜

兄:“仲良し”に対する光香の気負いは共感を得やすい語られ方だった。中心人物不在時の雰囲気もなかなか。 学美の欠席理由、おたふく風邪はキャラデザに映える良いチョイス。上唇を軽く突き出すお決まりの仕種も映える。

『ネギま!?』19話.童心に返って遊ぶっていいよねー。童心に返んなくても遊ぶけどねー

妹:着ぐるみモードが好きな自分には、幸せな30分でした。大沼さんの得意分野なのだと覚えました。今のタカミチの位置はおいしすぎです。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』16.囚われのナナリー

兄:スザクのトラウマ開陳という大役を果たした以上は、今度こそマオはお役御免か。矢庭に現れるCC等、脚本上の都合を押し切ってしまう勢いは買うが、ちょっと今回は苦しかったかな。念入りに仕掛けを施しているマオの姿を想像するとちょっと楽しい。

『RED GARDEN』16.哀しい嘘

兄:エルヴェの大立ち回りはバトルアニメのようなハッタリの効いた動きとタッチ。ケイトら4人とのレベル差を端的に表していた。 そういえばルーラとJCの死別なんて格好の歌唱シーンへの導入だと思ったんだが、自重してるのかな、あれ。

『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』4.プロモでゴーの巻

兄:芽生のトラウマ回想は作り込み過ぎの感。対する回復の件にも相応の演出を付けているのでバランスは取れているんだけど。 学美への「超演出」揶揄は面白かった。が、自分内アクセントと違ったな。世間的にはこちらが正しいのか。

『京四郎と永遠の空』4.恋蛍

兄:ソウジロウ兄さんいきなりの登場に悲鳴を上げ、怯える空に笑う。わかりやすいなあ、あんた。

『地獄少女 二籠』16.悪女志願

兄:骨女が自分の過去を依頼人に投射するために用意されたお話だった訳か。以前輪入道にも同様のエピソードがあり、次回は一目連?地獄チーム脇キャラの生前も一通り紹介となると、残すはシリーズのまとめ辺りになるのかな。

『天保異聞 妖奇士』16.機の民

兄:「機巧奇傳ヒヲウ戦記」自分は見てないんだけど、これがこうなるわけね。まあ色々とやってみるのはいいことだと思います。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』15.喝采のマオ

兄:ゼロの素顔を知った者の通有点としたのかもしれないけど、ヴィレッタは記憶喪失か。シャーリーの記憶改竄後の対応と合わせて、制作側も結構危ない橋を渡っているなあ、という印象。脇キャラの処遇をはじめ、思い切りの良さは意気と感じるが。

『RED GARDEN』15.悲しみと、怒りと…

兄:発病したミレーユを大の男が取り囲み、寄って集ってボコボコにする絵面のシュールさに笑ってしまう。ベッドに寝かせたままなんだものなあ。

『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』3.月曜日じゃ遅すぎる

兄:学美開眼の件、超演出が利き過ぎていたきらいもあったけど、落差の表現、転換点としてはまあわかる。作画的には過剰な芝居付けが大人しくなった分、観やすさに繋がってる感もある。 今更だけどOP、「かみちゅ!」よりも真っ先に「BLEACH」を連想したなあ…

『京四郎と永遠の空』3.舞い踊る螺旋

兄:シャワーシーンの何たるかを踏まえつつ、笑いも取り混ぜつつの凝縮。画面分割には笑ってしまった。

『地獄少女 二籠』15.この国のために

兄:デスノート張りに地獄通信を用い、政敵(?)を葬らんとする百合子。でもそこはやっぱりこのアニメ、国政レベルの義憤や何やらでどーこー言うんでなく、卑近な怨恨に落とし込んでくれました。それに相応しい、かなり説得力のある駄目親父だった。

『天保異聞 妖奇士』15.羅生門河岸の女

兄:往壓、狂斎、アトルの三角関係を既成事実にしてしまおう、というのがちょっと。まあ狂斎の一人相撲に終わるのかも、だが。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』14.ギアス対ギアス

兄:ルルーシュとシャーリーとの関係性は、ちょっとずれた地点に帰着してしまったような。ギアスの使用法からして、持続時間と操作可能な意識レベルは完全に把握されてるんだっけか。シャーリーがこのまま退場してしまうのかどうかはわからないが、同時に新…

『RED GARDEN』14.戦う理由

兄:エルヴェの嘘に気付くケイト。話数の余裕もあって、それをそのままエルヴェへの嫌疑、「敵」への近接には結びつけず。逆に、心を許した本音とも駆け引きとも取れるエルヴェの語りと自分の境遇との重ね合わせで揺さぶられ、ケイトが惹き付けられてゆく過…

『月面兎兵器ミーナ』1.はじめての汁実

兄:ドラマ「電車男」はほぼ未見。当然OPだけはチェックしたけど。あちらからの客層の流れなんかを見込んだ作りをするのかどうか。初回はポップな雰囲気作りや力の入れ所からして、オタク向けっぽいライトなアニメ、を狙った線なんだろう。 武器の運動エネル…

『京四郎と永遠の空』2.三華月百夜

兄:自分の置かれてる状況はどうあれ、男女問わず美形を前にするとのぼせてしまう空のキャラは得だ。 保健室女学院って学校名も大概だけど、絶対天使、絶対輪廻、絶対殲滅、絶対転移のダメ押しで圧倒された。

『地獄少女 二籠』14.静かな湖畔

兄:少年の依頼を踏み止まらせた上での、随分救いようの無い幕引き。内偵(?)をするきくりの見せる欠伸や、ラストカットの笑みがいやらしくて良い。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』13.シャーリーと銃口

兄:シャーリー父の葬儀、それぞれに引け目を感じて「ごめん」と声を掛ける友人達。普通の人代表リヴァルと、訳有りの人達との距離感の差でわかりやすく。喪服萌えもポイントだ。 ゼロの仮面を脱いでる際のカレンとの問答で、そのままルルーシュの迷いを表現…

『日だまりスケッチ』1.冬のコラージュ

兄:構図やカットの切り替え、クラスプレートや黒板に教室内モブ、などに共通性は見られるものの、新房昭之テイストは大人しやか。虚構感を強調したクールな作りにするような作品じゃなかろう。作品世界の温かさ、ノリは「ぱにぽにだっしゅ!」とは丁度逆に…

『RED GARDEN』13.休日

兄:バトルにおいては、どうにも戦力にならないローズにまともなツッコミ。これはレイチェルの役向きとしては順当、戦いへのある種順応とも取れて面白い。どうも女の子と腕立て伏せ、という取り合わせが好きですね。

『Project BLUE 地球SOS』1.怪円盤襲来! スカイナイト発進せよ! [前編]

兄:かつて描かれていた未来世界像を丁寧に再現。街並、乗り物はもちろん、ガジェット類もいいですね。状況を追うだけでなく、ビリーとペニーが行動を共にする前にもうワンクッションあると少年友情モノらしいけど。