『まほらば』5.ネガポジ

  • :個々の住人にではなくて、その部屋毎にキャラクター性を確立させていく割り振りとすると、黒崎親子は良い感じ。年収300万円の時代もかくや、という暮らし向きで不憫ではあるけど、コメディのレベルで収めていた…とは思う。家計簿の数値の単位は何なのか、生活保護という制度くらいは教えてあげても、と要らぬ心配をしてしまったが。
    物語に於いて脚本、演出の意図とは違った部分でお金持ちが笑いとなるように、貧乏も笑いとなるんだろう*1。いや、それも今は昔、一億総中流の世代までだったりして。

*1:極端なイメージの対比という意味では、善⇔悪、幸⇔不幸、カッコいい⇔カッコ悪いとか、いくらでも置き換え可能だな。