『スターシップ・オペレーターズ』13.モーメント・オブ・トゥルース(終)

  • :帰る場所があるのは嬉しいことだ、的エピローグ。シメイ1人を残して乗員皆退避した艦内の風景を重ねていく件はアマテラスを共同体の入れ物として魅力的に描いていれば、また違った印象を抱いたかも。
    この作品のスタンス、少年少女漂流型SF戦争モノにメディア論を語らせるのは良いアイデアだったと思うけど、それはあくまで原作の手柄。今回のように実際の戦闘の勝敗のもう一つ上にメディア戦争がある、という重層的なドラマを早くから用意すれば、もう少し面白くなった?なんだか皆が皆TVメディアに振り回されていたというイメージ。それとも、こういう感想は狙い通りなのかな。