『英國戀物語エマ』8.時計

  • :直接的にも隠喩的にも全ては“その瞬間”に向けて積み上げられていく、という構成。ケリーに必死で呼びかけるエマさんはBGMで処理したりとあざといといえばあざといんだけど、静的、動的の切り替えが良い。重要な回に見合った小林常夫監督のコンテでした。
    リチャード氏が喩えに引く、馬と猫。幾度も劇中で使われたモチーフだけど、台詞にしてしまうとは思っていなかった。
  • :ウィリアムがエマさんとの関係を父に打ち明けるもやはり反対され、そして奥様との突然の別れ。ちょっと重い雰囲気に。めずらしくウィリアムも、父との会話後イライラした表情を見せていました。
    エマの恋を応援してほしいとアルに頼んだ奥様、これからのエマさんのことを考えると心残りだっただろうなぁ。これからが大変ですし…。どうなるんだろう。