『タイドライン・ブルー』11.メタセコイア海戦 12.ブルー(終)

  • :舞台背景に比して随分と暢気なラストだった。キールの単純さが最後まで無垢や純粋さと読みかえられなかったので。
     16歳にして経産婦ヒロイン、イスラという設定がなおざりになってしまったのも残念。初回でのインパクトは十二分だったが、その後は年の離れた兄弟でも、みなしごでも構わない存在に。キールティーン、イスラと世界の重ね合せが納得できるものになっていれば面白い題材だったろう。
     ED絵でちらほら未見のカットがあるような。あれが真の最終回への引き?
  • :TVアニメなのに最終回がTVで見れないなんて悲しい。前はこんなことなかったのに。期待してたキッズステーションでも12話で終わり、となってるようです。
    キールの思いつきに賛成したティーンも地図を公開すると決めグールドに申し出る。その時艦長の心境はどんなだったろう。自分のすべきことはもう終わった、って思ったのかな。グールドも結局何がしたいんだかわからなかったです。地図を公開するにしても誰がどういう立場で公表するかが重要そう。身近なサトヤマですら地図を隠していた、って拗ねてるんだし。そう簡単に平和になるなら、核なんて持ち出さないよ。
    最後に。あまり好かれてなさそうなキールだけど、私は気に入ってました。や、なんとなく見た目が。