『涼宮ハルヒの憂鬱』6.孤島症候群(前編)

  • 水着回。夏休みはとりあえず合宿だ!というノリがとてもわかりやすい。
     作品のポイントとしては説明調の長台詞に被せる映像の見せ方が毎回気が利いているとこかな。今回も古泉の台詞内容を補強してるんだかしてないんだか、といったところで設定やキャラクター口調の陳腐さと上手く距離をとってる。見せ方といえば、孤島をロングで映し、上陸地点から館まで道なりにカメラを動かすことで場面を切り替えるってのが面白かった。
     視聴者レベルからはツッコミキャラでありつつも、劇中では弄られ役もこなすキョン、彼の「大好き」をハルヒが遮るタイミングがすごく絶妙で感心。