2005-01-01から1年間の記事一覧

『GUN×SWORD』24.夢の終わり

兄:もう一人の主人公、としてはこれ以上ないレイの最期。過去のロボット物やらヒーロー物からの本歌取りや変奏を匂わせるシチュエーションの描写が“燃え”に作用しているけど、次回我らがヴァンの登場で一気に引っくり返すんだろうか。

『交響詩篇エウレカセブン』34.インナー・フライト

兄:エウレカの対(レントン=主人公)になれなかったホランド、にもなれなかったムーンドギーが居場所を獲得。彼の中では7話辺りから引きずっていた問題なんだろうけど、進行上整理された感は残る。公式サイトのキャラクター紹介内容分も若干未消化のように…

『ふたりはプリキュア Max Heart』41.気迫で渡せ!ちょこっと勇気のプレゼント!!

兄:プリキュアでミサイル作画にお目に掛かろうとは。 なぎさが一人で高等部に乗り込んでいったこと、これが彼女の成長を端的に示しているんだろう。藤Pまでの回り道は物理的な隔たりとされていた。

『D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』24.誓い

兄:含みは持たせつつも踏み込むことは無かった設定持ちの工藤までもが頬染め。こうなると杉並は貴重な視点の提供者ということに。ただ、アイシアのロジックは傍目にも破綻しているので、着地点は予想内に収まってしまいそう。 純一と音夢のキスシーン、唇が…

『地獄少女』10.トモダチ

兄:みなみと詩織の容姿、身長差、担当声優の演技でそれぞれの担う友人関係ポジションが平明に。閻魔あいの登場に喜んだみなみが思わず握手を求めてしまうのも良い芝居だった。 詩織の地獄送りを割合あっさり受容してしまうみなみ(尺の都合も含むが)にある…

『BLOOD+』10.あなたに会いたい

兄:ハジは2度とも渡し役。ベトナム編ではどんどん便利なキャラになってゆくな。 リセの女生徒達が自分とは関係も無く、興味も無いスポットであると言う戦争博物館でフラッシュバックに襲われる小夜。明確な対比。冒頭の朝食シーンなんかでの女子校的空気も…

『ノエイン もうひとりの君へ』9.トキヲコエテ

兄:今回は舞台を上乃木家に限定。それもあって3D家屋の回り込みやズームが見せ芸でなく、演出としてハマっている。物質化した龍のトルクが高スピードで庭を回転するシーンではジェットコースターさながらの視点が面白かった。絵コンテは若林厚史。 現在/過…

『舞-乙HiME』10.それが乙女の一大事

兄:前作第1話からサブタイトルのもじり。今までも何度かやっているけどセルフパロディーの言葉遊びレベルか。 アリカ安否不明の報を聞いて口元に黒い笑みを浮かべるトモエ、傍を通りかかって彼女に意味有りげな視線を送るニナがそのまま野営テントの事情を…

『IGPX』10.対決

兄:タケシとリバー因縁の対決、決着は次週への持ち越し。2台交錯の寸前、ラストシーンの止め絵に向けて素直にヒートアップしてゆく、シリーズ中でもかなりストレートな作り。

『ARIA The ANIMATION』10.その ほかほかな休日は…

兄:温泉地へ。鍋料理、月見で一杯、卓球はわからずとも、コタツでうたた寝の安逸さはよくわかる。湯上りのコーヒー牛乳はご愛嬌。にしても2週に渡って日本人的メンタリティーをここまで押し出してくるとは。

『魔法少女リリカルなのはA’s』10.運命

兄:前シリーズではサブタイトル統一性縛りを崩したのは最終回のみだったけれども、A’sでは前回の第9話から。これも今シリーズでのなのはの立ち位置が曖昧と感じられる原因の一つ、とは言い過ぎ?そのように事を運ばせていった結果が表れてはいるような。 ア…

『クラスターエッジ』10.運命の道

兄:エマ先生主観であった前回とは趣向を変え、アゲート視点というよりも下野紘ナレーションでの総集編。記憶を喪失しがちな主人公には回想、総括は任せられないんでしょうかね。

『ガンパレード・オーケストラ』10.戦争の犬たち

妹:心機一転緑の章のはじまり。命令を無視するのは白の章の人たちと同じだ。そういう年頃なんでしょうか。外見からは予想できないくらいに雷電はいい子だとは思いますが、病院に入れるのは…。でも駐車場一台分のスペースに二匹がちゃんと収まって病室を見守…

『GUN×SWORD』23.みんなのうた

兄:ロボットバトルと並行される舌戦はガンダムシリーズ張りの密度。どこまで意識しているのか、論点のズラシが非常にツボを心得ていて面白かった。 寝起き姿のミーティングなどサービスシーンも心憎い。

『交響詩篇エウレカセブン』33.パシフィック・ステイト

兄:カッコ悪さをさらけ出すホランドの目には涙、鼻には鼻水。アネモネの鼻血同様、見せ方が上手かったな。 妹:決戦の前によく見る風景。ここからは個人的な戦い→よってチームは解散→しかしみんな戻ってきて「最後までつきあうぜ!」という流れ。そこで初め…

『ふたりはプリキュア Max Heart』40.ふたりは最高!全開バリバリなぎさと亮太!!

兄:亮太の意外な才能発見。ダブルス試合形式にするのなら、ふたりでプレイする意味を前に出してもよかったが。 バトルパートではビブリスのエネルギー球によるドラゴンボールZさながらの派手な破壊シーン。これが敵の撤退と同時に元通りというのは、ドラマ…

『桜蘭高校ホスト部』

妹:帯を見て驚きました。“TVアニメ化決定!日テレ+ボンズ!”だそうです。監督・五十嵐卓哉、シリーズ構成・榎戸洋司、キャラデザ・総作画監督・高橋久美子。これは期待しちゃいますね。放送時間は深夜?夕方?本誌企画の全サドラマCD手に入れておけば良か…

『BLOOD+』9.それぞれの虹

兄:予想通りストレートなかわいそう萌え。ムイのピアノ・ペダル技法なんかも紹介してくれるかと。 あと、カイからの送球を、グローブの手のひら部分を上に向けた状態でキャッチするファーストの少年が非常にリアルで良かった。

『D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』23.沈黙の夏

兄:桜の木の復活を殊更強調することはなく、徐々に違和感を積み上げていく流れ。次々と暗示にかけられてゆくヒロインの中でも、ことりは特に痛ましい。 これをアイシアの信奉する理想とつなげてゆくのか、それとも魔法のダークサイドをこれでもかと描いてゆ…

『地獄少女』9.甘い罠

兄:柴田親子は申し訳程度の登場。もう少し関与するかと思われたけど、怨恨の生まれた瞬間の目撃者になったことで一歩前進か。

『ノエイン もうひとりの君へ』8.カクシゴト

兄:ユウ=カラスを印象付ける構成が1話単体としてもシリーズとしても上手い。 今回限りのアイデアなのか、今まで気付かなかっただけで設定表にも盛り込まれているのか、ユウはジュニア用スパイクシューズを履いていたんだな。ブレードがあってはタウンユー…

『舞-乙HiME』9.海−水着+遭難=?

兄:=行軍訓練。訓練に付き物の重装備と山中を移動するに不釣合いな体操服の視覚的なアンバランスが面白かった。

『IGPX』9.休日

兄:スターお忍びの休日デート。パイロット3人の心情を絡めるだけでなく、タケシと面識のあるジョニー少年を加えてファン視点、アップしたタケシの知名度まで盛り込んでいた。 ファンティーヌとの微妙なズレは演出意図によるものなんだろうか。今回の賊との…

『ARIA The ANIMATION』9.その 星のような妖精は…

兄:「灯里の家族に乾杯」みたいな。テラフォーミングの手が加わったアクアで、あれだけ壮大な“日本人の原風景”的な景色が再現されているのは何か複雑だ。 伝説とまで称されるグランマの過去や業績、ネオ・ヴェネツィアを離れた経緯などにまるで触れないのも…

『灼眼のシャナ』9.恋と欲望のプールサイド

兄:作監の一人に金子ひらく。悠二モノローグ中の「シャナの新しい戦い」の提示は特になく、カップル騎馬戦そのものであったかのような割り切り振り。アイキャッチが強力。 急に教室内人間関係に話を振ったためか、緒方さんがプールに誘う人選は随分と作劇上…

『魔法少女リリカルなのはA’sなのは』9.クリスマス・イブ

兄:日常シーンとバトルの接合。悲愴感はバトルのスパイス程度に留まっていたのが勿体ない。 話してもわからないから戦うんではなく、戦って勝つことで対話に持っていくというなのは。前作を踏まえた上で、更にバトルへの妨げを取っ払った。

『ガンパレード・オーケストラ』9.戦火のかなた

兄:過日の敗北を見事克服して、第1部白の章はここまで。あとはゲームで、と正しいタイアップアニメの形だった。ハードボイルドペンギンの一言で幕を下ろしてしまうのは狡いな。

『クラスターエッジ』9.館の亡霊

兄:カールスの記憶を継承するアゲート?彼の行動原理の不確かさはそこら辺に起因してるんだろうか。 カールス祖母の資産狙いの夫婦、2人の吐く悪態が名作劇場の小物様で可笑しかった。

『GUN×SWORD』22.誰がために

兄:眼×操奴!!…いえ、こちらの話です。 ダン打ち上げに費やした時間のたっぷりとした描き方で、随分と状況にゆとりがあるようにも感じられてしまったけど、集合写真撮影までの運びと作風にはすごくマッチしていた。

『ToHeart2』9.ふたり

兄:成る程、それで姫百合姉妹なのか。 珊瑚の寝室に潜入する瑠璃のシーンでは作画のクオリティが明らかに上昇。そのシリアスな雰囲気はその後の展開を大いに期待させたが、当てが外れた。