2006-01-01から1年間の記事一覧

『僕等がいた』21.

兄:勢い余って告白までしてしまった山本さん。状況は出来過ぎだったけど、彼女の感情が高まっていくまでの積み重ねには説得力があった。

『Pumpkin Scissors』8.雪原に燃えて

兄:わかっちゃいるけど結局は伍長のランタンパワーで切り抜けてしまう訳で、そうしたお決まりの絶対的解決法が用意された上でのタイムリミット表示による煽りはちょっとね。場面の繋ぎや省略には向いた手法か。

『N・H・Kにようこそ!』20.冬の日にようこそ!

兄:菜々子がやけに都合のいい台詞を語りだした時はどうしようかと思ったけど、山崎の覚悟と自虐性を示す踏み台ということでまあセーフ。

『天保異聞 妖奇士』7.竜は雲に

兄:アトルに訓戒をたれる往壓の図がどうにも座りが悪すぎる。自戒を込めながら語っているのもわからなくもないが、世の道理に暗い子どもをつかまえて中身の伴わない説教を、という印象が。「罪を償って幕なんて都合よくいかない」って件からは、脚本面での…

『あさっての方向。』7.二人のつかのま

兄:ケーキ作りから大人と子どもの錯綜を描くのは手堅い。願い石が炭と化したのがちょっとした騒ぎになって軽い事件性を帯びてきたのは、共同生活に社会の魔の手が迫るのも近いってことなのかな。 コンビニ帰り、左手にビニール袋を提げた尋兄と後ろ手を組ん…

『RED GARDEN』7.もうひとつの、運命

兄:積極的にネタアニメのポジションを引き受けにいってるCMには言及してしまいますよね、そりゃあ。あのCMを挿むか挿まぬかで視聴態度にも多少の差が生まれるような。 であるからか、4人がモンスターを囲み寄ってたかって攻撃する絵が妙に面白かった。いか…

『僕等がいた』20.

兄:えいえんを誓う2人。ここらが“いた”への転換点なんですね。であるから目一杯恥ずかしい内容にも納得。

『N・H・Kにようこそ!』19.青い鳥にようこそ!

兄:Aパートの凝った絵作りは作画としても面白く、歪んだ状況の肉付けとしても大変良かった。ただ、それだけにBパートに待っていたオチをより一層甘いものとしてしまったけど、これは好みの問題か。

『ギャラクシーエンジェる〜ん』7.対決!先輩はライバる〜ん

兄:新旧エンジェル隊揃い踏み。前作キャラが登場する、というプロットだけでこちらの視聴テンションが上がるものの、残念な出来だったかな。両者を実際に引き合わせないところに、ちょっとした矜持を感じなくもない。

『乙女はお姉さまに恋してる』7.小っちゃな妹と大きなリボン

兄:多くの作品で避けて通ってきた、というか問題視する観点自体が存在しないような、キャラアイコンと校則との抵触問題。それなりの理屈を披露しているかのように見せて、実際のところはヒロインが通せば道理も引っ込むと言わんばかりの詭弁に笑った。今更…

『乙女はお姉さまに恋してる』6.夏の日の狂想曲

兄:避けては通れぬ水着問題。であるはずなのだが、何だかんだと有耶無耶に。パレオ付きの水着は着こなし、スク水はNGってのもよくわからないけど、激しい運動は凌げないという理屈かな。

『あさっての方向。』6.夏の永遠

兄:僅かに逆転した位のからだと徹允くんとの身長差をさり気無く見せていたのは上手かった。 しかしわざわざ3人で暮らしている割には、皆さん外部との接触に結構無防備ですね。

『ネギま!?』6.「すみません・・・・・・、おでこかほっぺで許してもらえないでしょうか?」by刹那

兄:斎藤良成参加。バトルシーンでのレンズを意識した木乃香のどアップ等はそれらしく、思い切った構図が楽しい。敢えて主人公であるネギくんの意思を薄くしているようなお話は、つい流しがちになってしまう。

『RED GARDEN』6.小さな光

兄:募るイライラの解消にはレモン、ってのはメタファー読み解きには俗すぎる? 連帯責任という縛りは後付けっぽさが。これから上手く設定レベルに落とし込んでくれれば飲み込みやすいんだけど。

『僕等がいた』19.

兄:七美と矢野、縒りを戻した2人の距離感の出し方が上手かった。 合コンで女性陣自己紹介中に席を外したり、相手の顔はのっぺらぼうだったり、竹内くんの無関心さは手に取るように。

『Pumpkin Scissors』6.豊饒な時間

兄:母親が我が子を捨てるにあたって、軍の局舎門前を選ぶ必然性がもう少し感じられるとよかったかな。 伍長「おっぱい」の一言は前後の間が結構良くて、狙い通り。この作品軽い下ネタが好きなのね。

『N・H・Kにようこそ!』18.ノーフューチャーにようこそ!

兄:絵に描いたようなコールド・リーディングに翻弄される佐藤くん一行がベタなシチュエーションコントのようで楽しかった。

『くじびきアンバランス』5.ともだちがかわるかもしれない。1点

兄:時乃の天然ぶりに対する蓮子のツッコミと見れば、成る程「げんしけん」の彼らなんかは喜んで持て囃しそうな。 キャラデザのお蔭でそれ程際立ってはいないが、メカの上に頭部だけ乗せた薫子は大層フリーキーだ。

『地獄少女 二籠』5.地獄への暴走

兄:オタクVSヤンキー、露悪趣味的な描かれ方がわかりやすくて面白かった。それに比すと締めは妙に爽やかで、それが却って気味悪いくらい。

『あさっての方向。』5.帰るところ

兄:新キャラ琴美の登場。身体的にはからだと椒子の中間辺り、“今”を楽しむというポリシーもメイン2人を補完するものかな。 大人Ver.からだの子どもらしい笑顔と豊満な体付きのギャップに戸惑う尋兄、それに気付きつつもちょっとしたアクションに留める椒子…

『ネギま!?』5.「東京は敷金礼金高いなぁ、ゆーて仮契約ってそういう意味ちがうん?」by木乃香

兄:絵コンテ、演出は尾石達也。カットの切り替え時、画面一杯にビビットな色を持ってくる演出が目に留まる。画面内の色味をコントロールした上でのこの演出は効果的。

『僕等がいた』18.

兄:「私たちもいた!」Bパートの余韻をそのままEDと次回予告に持ち込むこの番組の構成を考えると、やるのならあそこだよな。展開上、七美と矢野以外は不要、2人のボルテージはうなぎ上り、こういう回だからこそ逆に振ってしまいたくなるのだろうか。

『RED GARDEN』5.それぞれの窓

兄:これまでの日常がリアルでなくなってゆく様を丁寧に描いてゆく回。キャラ毎の個性付けのためケイトの落ち着きには面白みがないところでもあるけど、そんな彼女に屋敷の違和感を発見させて上手くフォロー。

『Pumpkin Scissors』5.あさはかな者達

兄:オーランド伍長入院中につき、今回バトルは無し。エピソードとしては普通にいい話なんだけど、伍長の大口径ネタに全て持ってかれてしまった。

『N・H・Kにようこそ!』17.はぴねすにようこそ!

兄:珍しくもない姓から佐藤くんをピンポイントに連想して積極的に連絡を取ってきた委員長の解せない行動も、ネズミ講勧誘ということでプラマイゼロか。世の陰謀に陥るまいとして、より詰らない手口に引っかかる佐藤くんが面白い。

『くじびきアンバランス』4.にちようびにあそぼうか。5点

兄:ラストワンシーンで三角関係が急進。それまで落ち着いていたトーン、時乃の緩いキャラクターの変化にメリハリが付いていた。 くじびき周りの設定がオミットされて久しく感じるけど、次回予告でツッコミを入れるための布石であるとか?

『地獄少女 二籠』4.秘密

兄:地獄幼女(?)きくりがチーム入りする回。お話自体はベタな2時間ドラマ的な人物配置、設定だったけど、それを逆手に取るような笑いの差し挟みは作品のツボをわかってる感。絵コンテがわたなべひろし。

『天保異聞 妖奇士』4.生き人形

兄:テーマの語り方がちょっと理屈っぽいというか。妖夷とのバトル、画面の奥行きを上手く見せたアクションが格好良い。

『あさっての方向。』4.信じてほしい

兄:大人からだを尋が受け止められるまで。夏祭りってイベントを絡ませるのがマンガ・アニメ的な文脈。心情の機微を捉えていく見せ方に、尋の美少女ゲーム主人公的匿名性ヘアースタイルは結構マッチするな。

『ネギま!?』4.「先生……私、初めてなんです……」byのどか

兄:今シリーズでは、1人につき3枚存在するらしいパクティオーカード。随分とマーチャンダイジング先行といった設定だけど、お話そのものに絡める気もそれ程ないか。 ネギくんとのどかの仮契約シーンには芝居がきっちり入っていて良かった。ここは最低限押さ…