『学園アリス』20.ラストダンスは誰と☆

  • :アリス祭を締めくくる後夜祭には噂がある。
    ――「ラストダンスを踊った二人は恋が実るんだって」──
    それはさておき、栄えあるアリス祭総合優勝は技術系、新人賞は蛍が、そして特別賞を与えられた特力系。努力が認められました。喜んでいる蜜柑の前に現れた鳴海先生、その手にはじーちゃんからの手紙が。外部との接触を一切禁止している規則、それよりも蜜柑との約束を守ることを大切にした先生はかっこいい。こうして学園も少しずつ変わっていくのでしょう。手紙を読む蜜柑を落ち着かせるため?髪をとかす蛍が良かった。たまに表に出てくる優しさがにくい。
    で、ダンスです。用意された衣装がまたかわいい。何気にいつも行事にはちゃんと参加している棗、流架ぴょんも着用。誰が誰を誘うかは気になるところで、なんでか岬先生が女生徒に人気。目立たないのになぁ。棗くんったらすごい気使いさんなのでした。流架と蜜柑にダンスをさせようとしたり。でも人を寄りつかせないようにしたって、その優しさはわかる人にはわかるのです。
    恋とか好きとかわからないと言っていた蜜柑、棗に初めて名前を呼ばれただけでドキドキ赤面。流架ぴょんと踊った時にはなかった感情が。蛍曰く「あの子は鈍い」ということですが気付いたのでしょうか。三角関係というのはいつ見ても面白い…。近頃の10歳は進んでるなぁ。
    結局ラストダンスは指名してきた蛍と、でした。女の子同士もありあり!この作品の基本はコレだもんな。で手紙の内容はなんだったのか。